夏帆と竹内涼真がダブル主演するドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)が10月7日にスタートした。同ドラマは、彼のために手の込んだ料理を作るなど“恋人ファースト”な彼女を演じていたヒロイン・山岸鮎美(夏帆)が、「料理は女が作って当たり前!」という亭主関白思考の彼氏・海老原勝男(竹内)からプロポーズされるが、「無理」と別れるところから始まる、後悔と挑戦のロマンスコメディ。
第1話では、勝男が、ヒロインの料理に「おかずが茶色すぎるかな」と言ったり、冷凍食品を使った弁当を「あれは手作り弁当じゃない。解凍弁当」と言う場面があり、その後彼女にフラれるという展開が描かれた。勝男の“モラハラ”とこの展開に、SNSでは《全男性に見てほしい》《料理のダメ出しはモラハラだったのか》《無意識モラえぐい》など、さまざまなコメントが続出していた。
ドラマでは鮎美に去られ、反省した勝男が変わっていく様子が描かれるようだが、もしあのまま2人が結婚していたら勝男は完全なモラハラ夫になっていたはず。
世間には、家庭内のモラハラに悩む妻は多い。そこで今回は20~40代の既婚女性100人に「"モラハラ"だと感じた夫の言動」について聞いてみた。(自社リサーチ)
第10位には、「自分の母親と比較」「妻の外見をけなす」が同率ランクイン。
家事の仕方や料理、家庭でのありかたなど、「うちのおふくろはこうだった」など、なにかにつけて自分の母親と比べてくるマザコンぎみな言動にイラっとする人も。
「気にしないようにしているが傷つく」(39歳/女性/パート・アルバイト)
出産を経験したり、年齢を重ねれば外見が変化するのはあたりまえ。本人の努力ではどうにもならないことを言ってくるデリカシーのなさに辟易する声も多かった。
「イライラするが相手にしない」(48歳/女性/会社員)
第9位は、「なんでもかんでも妻のせい」。
家事や育児、子どもの教育、親戚づきあいなどに消極的なくせに、文句だけ言ったり、うまくいかないと妻のせいにする夫もいるようだ。
「言うだけなら簡単だよなと腹が立つ」(45歳/女性/会社員)
「このまま結婚生活を続けるか、離婚するか考え、結婚生活を続けたほうが自分に得が多いと考えて我慢している」(49歳/女性/主婦)
「腹が立ちすぎて黙ったが、後から爆発してしまった」(48歳/女性/主婦)
第8位は、「食事の要求が細かい」。
冒頭で触れた『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の勝男のように、作ってもらった食事にたしてあれこれと注文をつけられて不快な思いをしたという人も。
「だったら自分でしろよと思う」(34歳/女性/会社員)
「人としてなってないと思った」(31歳/女性/自営業)
「嫌な気持ちになるのがわからないのか」(39歳/女性/公務員)