人気俳優・菅田将暉(32)主演の連続ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(もしがく)』(フジテレビ系/水曜よる10時)の第3話が、10月15日に放送される。8日に15分拡大で放送された第2話は、平均世帯視聴率は4.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と視聴率は大きく落としたが、称賛の声が相次いだ。

 同ドラマは、25年ぶりに民放GP連ドラ脚本を手掛ける三谷幸喜氏の半自伝的な要素を元に、1984年(昭和59年)の渋谷の架空の街、ストリップ劇場のネオンが光る商店街「八分坂」を舞台にした青春群像劇を描く。30分拡大で放送された初回は各キャラの説明など、長過ぎたイントロに不満の声が上がったが――。

 第2話では、久部三成(菅田)はなりゆきでWS劇場ステージの照明係として雇われることになる。しかし、風営法の改正でストリップショーが厳しく規制されるようになり、客席は閑散として寂れてしまっていた。支配人・浅野大門(野添義弘/67)の妻・フレ(長野里美/64)は、劇場は今月いっぱいで閉めるのにと嘆く。

 ある日、巡査・大瀬六郎(戸塚純貴/33)はWS劇場の客席後方で風営法違反がないか見張っていたが、毛脛モネ(秋元才加/37)が下着を外したためショーを中断させ、この日は営業停止になってしまう。そこで、リカ(二階堂ふみ/31)がステージで自主練習をすると、久部がその美しい踊りを称賛し……という展開。

 中盤から一気に物語が動き始め、X上では、《三谷幸喜のことだから、だんだん尻上がりに面白くなっていくのだろうと思ったけど、2話でもうかなり面白くなってきた。これ実質2話が1話で1話は0話だな。面白くなる道筋は見えた。間違いない。これ1話で観るのやめた人はもったいないなあ》などと、多くの称賛の声が寄せられた。