■前事務所時代からの信頼する存在との別れ――

 米倉は2021年3月27日放送のトーク番組『サワコの朝』(TBS系)の最終回に出演した際、「最近は助っ人の子が来てくれたりとかして……」「3人に増えました。今年になってから」と、信頼できる人物やスタッフが周囲にいることを示唆する発言をしていたが――、

「米倉さんの個人事務所には、独立前から彼女のチーフマネジャーを長年務めていた男性が入っていたのですが、23年5月末で退社してしまったといいます。米倉さんが仕事においてとても信頼していた方だと言われましたが、最終的には個人事務所での仕事の進め方のところですれ違いが生じ、最終的に事務所を去ることになったそうです。それが本当に痛恨の出来事だったといいますね。

 個人事務所を立ち上げたものの人不足……それが大きく影響しているのでしょう、会社の登記簿を見れば分かりますが、米倉さんは自身のタレント業以外にも他のビジネスを展開していく構想があったと見られます。しかし、これらの実現も難しかったようでですね」(前出のワイドショーデスク)

 米倉が代表取締役を務める会社の登記簿の目的欄には、《清涼飲料水、酒類等の輸出入及び販売》《衣料品、服飾雑貨、アクセサリー、貴金属、宝石、インテリア雑貨及び家具の企画、製造、販売及び輸出入》などなど、タレント業とは別のビジネス展開も想定していたことが感じられる項目が確認できる。

「そして現在、米倉さんは自前でのマネジメントは諦めた感じで、企業と提携するような形でのマネジメントの状態だといいますね。マネジャーや移動の際の運転手もそこと提携してやっていると言われています。ただ、そこに今回の件があったわけで……。

 米倉さんには、来年2月13日にはAmazonPrimeビデオの新作主演映画『エンジェルフライト THE MOVIE』の世界配信が控えています。今後の展開次第では、そこにも影響が出てきそうですよね……」(前同)

 今回の米倉を巡る報道ついて、『AERA DIGITAL』などでも執筆する芸能ジャーナリストの平田昇二氏は「もちろん驚きでしたが……不穏な空気は漂っていましたよね」と言い、こう続ける。

「最近、米倉さんは公の場に出る機会がめっきり減っていました。そして、イベント出席辞退が続いたなか10月6日の『第21回クラリーノ美脚大賞2025』授賞式も欠席したことから、“何か普通じゃないことが起きているのでは?”と、マスコミの一部では話題になっていたんです。その後、雑誌メディアだけでなく、テレビも取材に動いたんですよね」(平田氏、以下同)

 Xでは文春報道の前、10月8日時点で米倉の自宅前らしき場所に大勢の取材陣が集まっている写真が投稿され、ファンをざわつかせた(※現在は削除済み)。

「いろいろな噂が流れましたが、さすがに米倉さんレベルの大女優が……と半信半疑でしたが、その後に文春砲が出たわけですよね。

 ただ、マトリのガサ入れがあったのが8月20日ですから、報道まで2か月弱かかっている。文春はしっかりした裏取りを進めていたのでしょうし、その間にさまざまな調整があったと考えるのが自然です。ですが、今回の報道はかなり攻めたもの。今後の動向が非常に気になるところですね」

 数々の大ヒット作品を生み出してきた俳優・米倉涼子の動向に、大きな注目が集まっている――。