妻夫木聡(44)主演の日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系/毎週よる9時~)の第2話が、10月19日に放送される。12日に15分拡大で放送された初回は、平均世帯視聴率が11.7%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、数々のヒット作を生み出してきた日曜劇場としては、物足りないスタートとなった。
同ドラマは、山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真氏の同名小説(新潮社)が原作。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間との絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語。妻夫木は大手税理士法人に勤める税理士・栗須栄治を演じる。
第1話は、栄治は税理士としての挫折を味わい、希望を見出せなくなっていた。ある日、ロイヤルヒューマン社から競馬事業部の実態調査を依頼される。ロイヤルヒューマン社は山王耕造(佐藤浩市/64)が一代で築き上げた人材派遣会社だが、耕造が推し進める競馬事業部は赤字続きだという。
栗須は耕造に会いに指定してきた北海道のセリ会場へ赴くが、早速遅刻してしまう。耕造に遅刻の叱責を受けるも、その後の馬主業務につき合い、所有するある一頭の愛馬を紹介される。さらに、北海道で実家の生産牧場を手伝っている、元恋人の野崎加奈子(松本若菜/41)と思わぬ再会も果たすが……という展開。