■timeleszの中心・菊池風磨に注目する報道も――

 飛ぶ鳥を落とす勢いで大活躍を見せているtimeleszの中心人物である菊池。

 10月16日配信の『文春オンライン』では、2024年から菊池がバラエティ番組で着けている腕時計がロレックスのデイトナというシリーズのアイスブルーという希少モデルだと報道。しかも、ダイヤが入っているモデルで定価は1250万円だという。しかし、あまりにも希少なため、正規店で購入することはほぼできず、並行輸入品を扱う販売店では2000万円以上で売られているという。

「STARTO社のトップタレントの木村拓哉さん(52)もロレックス好きで、プライベートでも数多く所有。そんな木村さんの影響でSTARTO社の後輩にとってもロレックスは憧れの時計だといいます。ただ、後輩たちが手を出してはいけないモデルがあるそうで、デイトナのアイスブルーは木村が保有していることもあり、買ってはいけない不文律があると。

 そのデイトナのアイスブルーを菊池さんも愛用。木村さんのアイスブルーにはダイヤが入っておらず、ダイヤ入りを所有する菊池さんは“キムタク超え”を果たしたと文春は伝えていますが、こういった記事が出ることからも菊池さん、timeleszの人気や注目度が高いことがうかがえますよね」(前出の女性誌編集者)

 菊池の動向にも大きな注目が集まるtimelesz周辺で、大荒れの事態が多発してしまう背景を、芸能評論家の三杉武氏はこう話す。

「旧ジャニーズ事務所では先輩が出演したCMを後輩に譲るということも多く、今回もその一例なのでしょうが、timeleszはオーディションを経て新メンバーが加入しましたし、ジュニア経験がないメンバーもいるため、一部ファンからは異色の存在だと見られているのかもしれません。

 ただ、元V6岡田准一さん(44)もテレビ番組の企画からデビューした異色とも言える存在だったんですけどね」(三杉氏、以下同)

 岡田は1995年、バラエティ番組『『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)の企画「ジャニーズ予備校」に合格し、同年9月にV6のメンバーに選出された。

「岡田さんも下積みは経験したのでしょうが、当時の事務所内では異色の存在ですよね。ただ、そこまで変な見方はされなかった。SNSがなかったからでもあるんでしょうね。

 一方、“timleszが荒れてしまう”ことに関しては、時間が経つのを待つしかないのではないでしょうか。時間が経過して、メンバー個々も活躍して、8人であることが“普通”になれば、変に荒れることはなくなると思われます。

 また、今回のCMは永瀬さんから引き継いだというのも、健栄製薬が声明を発表する要因になったのではないでしょうか。キンプリはメンバー脱退など、紆余曲折ありましたからね」

 23年5月、キンプリから平野紫耀(28)、岸優太(30)、神宮司勇太(27)が脱退。その後、滝沢秀明氏(43)率いるTOBEに移籍して現在はNumber_iとして活動中。キンプリは永瀬と高橋海人(26)の2人組となった。

「今もキンプリのファンを続けている人の熱量は凄まじいですからね。永瀬さんからtimleszメンバーへCMを引き継いだことが荒れたのも、キンプリのことを思うがゆえに――というファンの熱い思いがあるのかもしれません」

 快進撃と大荒れ事態――timeleszが今、エンタメ界の中心にいるのは間違いないだろう。

三杉武(みすぎ・たけし) 芸能評論家
早稲田大学を卒業後、スポーツ紙の記者を経てフリーに転身。豊富な人脈をいかし、芸能評論家として活動している。多くのニュースメディアで芸能を中心にしたニュース解説を行ない、また「AKB48選抜総選挙」では“論客”とて約7年間にわたり総選挙を解説してきた。