草なぎ剛(51)主演の連続ドラマ『終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-』(カンテレ制作、フジテレビ系/月曜よる10時~)の第2話が、10月20日に放送される。13日放送の初回は、平均世帯視聴率が5.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と好調なスタートとなった。

 同ドラマは、5年前に妻を亡くし、シングルファザーとして生きる遺品整理人・鳥飼樹(草なぎ)が、遺品整理会社「Heaven’s messenger」の仲間たちと共に、孤独死した方の遺品に刻まれた“最後のメッセージ”に耳を傾け、残された者へのメッセージを解き明かすヒューマンドラマ。

 第1話では、ある日、樹は新入社員・久米ゆずは(八木莉可子/24)を連れ、女性が孤独死した部屋へ。依頼人で10歳のときに捨てられたという故人の息子(吉村界人/32)は、孤独死は自業自得だと冷たく言い放ち、遺品はすべて処分してほしいと話すが、樹は故人の思いが詰まった箱を見つける。

 同じ頃、絵本作家・御厨真琴(中村ゆり/43)は、大企業「御厨ホールディングス」の専務で、次期社長と目される夫・利人(要潤/44)を伴い、自身初となる絵本の出版記念パーティーに出席していた。一見、仲睦まじい夫婦のようだが、真琴は愛のない結婚生活に心がすり減るばかりで……という展開。

 また、樹に生前整理の見積もりを依頼した鮎川こはる(風吹ジュン/73)は、真琴を女手一つで育てた母だった。X上では、《遺族に寄り添う類のドラマとしての完成度は高く、今後の展開をどう変えてくかで大きく評価が変わりそう。ミステリーの縦軸があるのは飽きなくて良い》など、多くの称賛の声が寄せられていた。