発売以来、今日に至るまで幅広く支持されているチョコレート菓子『きのこの山』(1975年発売)と『たけのこの里』(1979年発売)。ネットではたびたび“どちらが好きか”で論争が巻き起こっていたが、今秋、“たけのこ派”にはたまらない新商品が発売された。それが今、大きな話題になっていて──。
きっかけは10月中旬、あるユーザーがXに投稿した画像だ。手にしているのは『たけのこの里』なのだが、パッケージは馴染みの箱ではなく、“ジップつきのパウチ”。中にはこれでもかとぎっしり詰まっている。
この投稿に“いいね”が65万超、インプレッション(閲覧回数)に至っては2700万回を突破。たけのこ派を中心に、
《これ作ったのどなたですか? ちゃんと昇給してますか?》
《え?! 売ってたら絶対買う》
《たけのこの里大好きだから見かけたら絶対買いたい》
などと大反響を集めた。この商品は『たけのこの里シンプル包装大容量パウチ』が正式名称で、容量はなんと、80粒入り。9月30日から全国のスーパーマーケット、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売店で取り扱いを開始している。この現状を苦虫を噛み潰したかのような表情で見つめているのが“きのこ派”のネットユーザーだ。
現状では大容量パウチは『たけのこの里』しか発売されていないからだ。『たけのこの里』の大容量パック発売を受けて、きのこ派からは、
《きのこの山はどうしたきのこの山はぁぁぁぁ!!!!!なんで販売されてないんや!》
《きのこ版を販売する予定はないんですか? お願いします私の今後の生活がかかっているんです》
《昔からきのこの方が好き。悲しい》
といった声が多数上がっている。
新商品が大きな火種となっているようだが、その反響は……? 本サイトは販売元である株式会社明治の広報部を直撃した。