俳優・高石あかり(22)が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の第15回が、10月17日放送された。第3週(13日~17日)では主要キャラが亡くなるなど辛い展開が続いたが、同回ラストで流れた第4週(20日~24日)予告は、大きな注目を集めることになった――。
【以下、『ばけばけ』ネタバレを含みます】
『ばけばけ』は、日本の民話を『怪談』という名の文学作品へ昇華し世界へ広めた明治時代の小説家・小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツをモデルにした物語。高石がヒロイン・松野トキを、トミー・バストウ(34)が八雲をモデルにしたレフカダ・ヘブンを演じる。
第3週(13日~17日)では、堤真一(61)演じる松野家の親戚・雨清水傳が運営する機織り工場の業績が悪化。その心労も影響したのか体調を崩し、トキに看病されるも亡くなるまでが描かれた。
同週では、トキは傳とその妻・タエ(北川景子/39)との間に生まれた子であること、子のいない松野家に養子に出された身の上であることが明らかに。松野家と雨清水家はこの事実をトキに隠していた。
しかし、17日放送回で、トキは傳に自身の身の上を察していたことを伝える。傳は、その上でトキは“松野家の子ども”であると話す。トキは「はい。そのことも知っちょります」と受け入れ、それを聞いた傳は安心して息を引き取り、葬儀の夜にトキは号泣する――という展開が描かれた。
「堤さん演じる傳は紳士的で、視聴者にも人気のあるキャラクターでした。彼が亡くなる辛い展開に多くの視聴者がショックを受けたようです。ただそんななか、同回のラストに流れた次週予告で、かねてより出演が告知されていた吉沢亮さん(31)の姿が映ったことで空気は一変。SNSなどでも、吉沢さんの話題で持ちきりになっています」(女性誌編集者)
吉沢が演じるのは、トキとヘブンの人生に大きな影響を与える松江中学の英語教師・錦織友一。モデルは、八雲が最も信頼を寄せた教育者・西田千太郎だと公式が明かしている。