■「国宝が出てきましたね!」――朝ドラ受けでも吉沢亮の登場が話題に
『ばけばけ』の第4週予告では、吉沢演じる英語教師・友一が「東京はやり直せる場所だ。君は、やり直したくないか?」と、おそらくトキに向かって、“見返り美人”ならぬ“見返り美男子”の構図で問いかける場面が流れたのだ。セリフの長さは5秒ほど、直接顔が映ったのは一瞬のことだったが、突然の吉沢の“登場”に視聴者は沸騰。
《くるぞ…吉沢亮が…!!》
《堤真一の早期退場は惜しいけど、来週からは国宝で天才っぷりを示した吉沢亮!楽しみ》
《来週いよいよ吉沢亮登場か。楽しみだわ》
《今週しんどかった視聴者の皆さんに、来週は吉沢亮が出るから安心してねという優しさに満ちたNHKの配慮》
《すてきな傅さまを失って私も「ううーっ」とあふれる涙をこらえてたのに、予告編の吉沢亮でいっきに気持ちが切り替わった。ひえーー来週も楽しみすぎる》
《気持ちがぐちゃぐちゃなままで、吉沢亮さんのビジュアル圧よ》
といった、登場に期待する声が多く寄せられている。
朝ドラ終了直後の“朝ドラ受け”が定番となっている生活情報番組『あさイチ』でも、MCの博多華丸・大吉の博多華丸(55)が「国宝が出てきましたね!」と、吉沢主演の歴史的ヒット映画『国宝』にちなんで興奮気味にコメント。鈴木奈穂子アナウンサー(43)が「吉沢亮さんがね(笑)」と補足していた。
吉沢が歌舞伎に生きた男・喜久雄を演じる『国宝』(6月6日公開)は、10月7日時点で興行収入158億円を突破。邦画実写の興収ランキング1位の『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(173.5億円)にあと15億円ほどと迫っている。
「視聴者や華丸さんも言うように、今や吉沢さんはまさに“国宝級”の俳優ですよね。彼の登場を、多くの視聴者が待ち望んでいるということですよね。
『ばけばけ』はこのところ視聴率が右肩下がりな状況にあるのですが、吉沢さん目当てで視聴を始める人もいるのではないでしょうか」(前出の女性誌編集者)
『ばけばけ』の週平均視聴率は、第1週(9月29日~10月3日)こそ15.5%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)だったが、第2週(6日~10日)では14.8%にダウン。
第3週も、13日(祝日)が14.2%、14日が15.0%、15日が15.1%、16日が15.2%。大きく落ちているわけではないが、スタート時の勢いは失っている感じか。
なお、前期朝ドラで、最終週は17.1%を記録した今田美桜(28)主演作『あんぱん』は第1週が15.2%、第2週が15.3%だった。
「10月20日からの第4週では、吉沢さんの登場以外にも、トキが東京を訪れるなど、話が大きく動いていくと予告されています。人気キャラクター・傳(堤)が退場したのは残念ですが、『ばけばけ』はまだ始まったばかりですし、やはり何より最旬俳優の登場で数字は跳ね上がるのではないでしょうか」(前同)
吉沢にとって朝ドラ出演は、広瀬すず(27)主演の朝ドラ『なつぞら』(19年前期)以来2度目。『なつぞら』では絵を描くことが大好きな好青年・山田天陽を演じた。当時の吉沢は若者人気が出始めた時期だったが、儚い最期から多くの視聴者が“天陽ロス”に……。朝ドラ視聴者にも圧倒的な存在感を示し、本格的に国民的俳優の仲間入りを果たしたことで知られる。
6年ぶりの朝ドラ出演で、吉沢はどのような活躍を見せてくれるのだろうか――。