高石あかり(22)主演のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の第4週「フタリ、クラス、シマスカ?」が10月20日から放送される。13日から放送された第3週「ヨーコソ、マツノケヘ。」は、不穏な展開が続いていたが、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)は15%台をキープし、数字を落としていない。
同ドラマは、松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルにした、西洋化で急速に時代が移り変わる明治時代の日本の中で、時の流れに埋もれていった人々の物語。怪談を愛する松野トキ(高石)が、外国人の夫のレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ/34)とともに、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の姿を描く。
第3週は、トキと銀二郎(寛一郎/29)の新婚生活がはじまる。銀二郎は荷運びの仕事を始め、トキも引き続き織物工場で織子として働き、松野家の生活も少し楽になったと思われた。しかし、ある日、借金取りが松野家に来て、稼ぎのほとんどを持って行ってしまい、銀二郎は松野家が多額の借金を抱えていることを知って驚く。
一方、雨清水家は、機織り工場が景気悪化で資金難に。傳(堤真一/61)が金策に繰り出し、その間、三男・三之丞(板垣李光人/23)が社長代理を務めることになった。そんな中、傅が病に倒れてしまうが、妻・タエ(北川景子/39)はかゆの作り方も知らず、トキが看病を買って出るが……という展開。
慕っている叔父・傅が亡くなり、雨清水家は没落の予感。銀二郎に対して稼ぎを当てにするうえ、当主らしくと理不尽なことばかり言う父・司之介(岡部たかし/53)と祖父・勘右衛門(小日向文世/71)。さらにトキは、三之丞に自身が雨清水家で生まれたことを暴露されるなど、かなり不穏な展開が続いている。