「織田裕二さん(57)がスペシャルアンバサダーを、今田美桜さん(28)がアンバサダーを務めた『東京2025世界陸上』(TBS系)が9月21日に終了しましたが、テレビ界では早くも来年2月にイタリアで開催されるミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪のキャスター争奪戦が繰り広げられています。そのなかでも大きな存在感を放っているのが高木菜那さん(33)なんです」(民放キー局関係者)
高木はスピードスケート選手として2018年の平昌五輪、22年の北京五輪に出場。平昌五輪では団体パシュート及びマススタートでそれぞれ金メダルを獲得している。
「22年に引退して以降は解説者やタレントとして活動していますが、妹の高木美帆選手(31)はミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に出場しますし、3大会連続の金メダルにも期待が寄せられていますからね。
妹が大活躍をして、姉がその様子を解説するとなったら視聴者も大盛り上がりになるでしょう。そして何より、高木さん自身のタレント性が高く評価されているんです。『ローカル路線バス乗り継ぎの旅W』(テレビ東京系)もいつの間にか高木さんがメインになったぐらいですしね」(前同)
23年7月にシリーズがスタートした『ローカル路線バス乗り継ぎの旅W』。これまでは太川陽介(66)と蛭子能収(77)、田中要次(62)と羽田圭介(40)、ゲストにマドンナを加えた男2、女1という構成だったが、『バス旅W』からは女性3人旅に。
当初は赤江珠緒(50)と三船美佳(43)がレギュラーとして出演し、24年7月放送の第3弾に高木がゲストとして出演。同年10月の第4弾からは高木がリーダー的ポジションとなり、今年8月30日放送の第6弾も好評を博した。
「高木さんは元トップアスリートですから体力があって、勝負どころでは本気でダッシュをすることも。太川さんに通じる負けず嫌いな一面もあり、ゴールできないときには本気で悔しがり、地団太を踏むこともありましたからね。番組に真剣に取り組んでいることが視聴者にも伝わりますし、キュートなビジュアルも大人気。業界内でも高木さんのバラエティスキルは注目を集めています」(同)