10月20日、今年の大晦日放送の『NHK紅白歌合戦』に3年ぶりにSTARTO ENTERTAINMENTのアーティストが出場する方向で、NHKが調整していることが明らかになったと複数のスポーツ紙が一斉に報じ、嵐の出場もあるのではないかとファン、関係各所がザワつくことになった。
旧ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題の影響により、2023年と24年の『紅白』にはSTARTO社のグループの出場はなかった。しかし、今年は複数のグループが出場する可能性があるという。
NHKは10月16日に行なった定例会見で出場アーティストの基準について「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画テーマにふさわしいか」の3つを挙げ、STARTO社のグループについて《アーティストのみなさんがそこにはまれば、もちろんそこも含めて検討しているということだと思います》と説明していた。
「『紅白』サイドは絶対に嵐に出てほしいでしょう。彼らが出れば間違いなく超高視聴率になりますからね。20日にスポーツ紙がSTARTO社所属グループの出場可能性を一斉に報じたのも、すでに同社のグループの出場が決まっているからでは、とささやかれているぐらいです。
『今年の活躍』という点で考えると、オーディション番組『timelesz project(タイプロ)』を経て新体制になり、快進撃を続けているtimeleszは出場が濃厚視されています。これから国民的グループになっていくため、老若男女が見る、影響力のある『紅白』に彼らも“出たい”と考えていると言われていますしね。
ただ、やはり『紅白』の制作陣の“本命”は嵐だともっぱらです。グループは26年5月末をもって活動を終えますから、出場できるのは今年が最後ですからね」(レコード会社関係者)
嵐は5月6日、ファンクラブサイトに投稿した動画で1587日ぶりに大野智(44)、櫻井翔(43)、相葉雅紀(42)、二宮和也(42)、松本潤(42)の5人そろった姿を披露。来春にコンサートを開催して26年5月31日をもってグループとしての活動を終了することを発表した。
「以降、嵐の情報や動画はFCサイトのみで発信。ラストツアーも“ファンのために”という思いから開催が決まったといいますし、ファンを大事にする“ファンファーストな姿勢”は終始一貫しています。
ですので、大晦日に何かやるとすれば、FC会員向けの生配信ライブなどになるのではないか――という見方が強かったのですが、ここにきて“『紅白』に出るかもしれない”という空気感も漂い始めたんですよね」(前同)