BS朝日は10月21日、同月19日に放送された討論番組『激論!クロスファイア』での、ジャーナリスト・田原総一朗氏(91)の暴言に対して、田原氏を厳重注意したことを明らかにした。
問題発言があった日の『激論!クロスファイア』では、自民党の片山さつき氏(66)、立憲民主党の辻元清美氏(65)、社民党の福島瑞穂氏(69)が出演。番組内で彼女たちが選択的夫婦別姓のテーマについて議論をしていた際、自民党総裁の高市早苗総理(64/総理就任は放送後)が選択的夫婦別姓に対して否定的だという話題が出た。
そこで田原氏は「じゃあ、高市に大反対すればいいんだよ。あんな奴は死んでしまえと言えばいい」と過激発言。辻元氏は「田原さん、そんな発言して、高市さんと揉めてたでしょ、前も」とたしなめたが、田原氏は「僕は高市と激しくやり合った」と主張し、そのままCMへ――という流れだった。
当然ながら田原氏の暴言には批判が殺到したが、視聴者の間ではBS朝日の対応を疑問視する声も多い。《一部不適切な内容がございましたため、厳重注意といたしました。いただいたご意見は真摯に受け止め、今後の番組作りに生かしてまいります》という同局の発表に、
《厳重注意どころか辞めても足りない発言》
《何が「厳重注意した」だよ。「注意で許した」んだろ?しかも収録番組で局の許可を出してるのに何他人事にしてんだよ》
《あれが厳重注意で済むなら何言ってもいいじゃねぇか》
《これがSNSの書き込みなら殺害予告として刑事事件になりかねんよね、テレビでジャーナリスト様が言うのは厳重注意程度で済むんだ》
といった、処分の甘さに憤る声が殺到。さらに、
《フワちゃんは芸能界追放でこの人は謝罪で済む理由がわからない》
《このおっさんがテレビに出れてフワちゃんがテレビに出れないのおかしいだろ笑発言のヤバさでいうとこのおっさんの方がやばいと思うんだけど》
《BS朝日、フワちゃん解禁やな》
と、Xで似たような暴言投稿をしたフワちゃんを連想する声も。
フワちゃんは2024年8月、タレント・やす子の《やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす》というXのポストを引用し、あまりにも酷い暴言投稿をしたことで芸能活動を休止。騒動から1年以上が経った今も復帰は叶っていない。
ちなみに、フワちゃんの親友であるお笑いトリオ・トンツカタンの森本晋太郎(35)は今年8月20日放送の『5時に夢中』(TOKYO MX)で、「定期的にご飯いってますし、先週は一緒にシーシャ行きました」と、フワちゃんが元気なことを明かしていた。
「フワちゃんの復帰が叶わないのは、騒動前から遅刻癖があり、番組内での態度など、視聴者からの評判が悪かったことも影響したと言われていますよね。それに番組とは全く関係ないプライベートでの暴言投稿ですから、田原さんのケースとは単純な比較はできないでしょうが……発言の過激さと、その後の処遇の差を巡って、彼女を連想する声も出ているということですね。
『激論!クロスファイア』は生放送ではなく収録番組なのに、なぜカットしなかったんだという指摘もあります」(女性誌編集者)