及川光博(55)主演の日曜ドラマ『ぼくたちん家』(日本テレビ系/毎週午後10時30分~)の第3話が、10月26日に放送される。配信サービス・TVerのお気に入り登録数が35.6万(23日午後3時現在)と、数字の伸びはまだまだだが、内容やキャストの演技が高評価を受けている。
同ドラマは、心優しく不器用なゲイの動植物園職員・波多野玄一(及川)と、手越祐也(37)が演じる恋にも人生にも冷めきったクールなゲイの中学生教師・作田索、索の生徒でトーヨコに入り浸る訳ありすぎる中学3年生・楠ほたる(白鳥玉季/15)の、笑って泣いて笑っちゃう、奇妙なホーム&ラブコメディ。
19日放送の第2話では、玄一は索に、元恋人・吉田(井之脇海/29)との恋愛に意味があることを証明するため、家を買うことを提案するが、ドン引きされてしまう。落ち込む玄一に、アパートの隣人・ほたるが「家、欲しいんですよね? 私、あなたを買います」と、いきなり3000万円が入ったスーツケースを持って来る。
ほたるは、ロクデナシな父・仁(光石研/64)は離婚して新しい家族を持ち、母・ともえ(麻生久美子/47)も家を出て行ったまま戻ってこないため、アパートで一人暮らし。そのため、大金を玄一に渡す代わりに、学校との面倒くさいやりとりがある時だけ、ほたるの親のフリをしてほしいというが……という展開。
X上では、《ほろ苦いラブコメなんだけど、温かさに溢れてて大好きです!》《このドラマとても良い。ゲイが主役だけど、つまんない恋愛ドラマみたいなものではない。直接的に辛さを訴えてくるような説教くさいものでもない。もっと普遍的でモヤモヤしたものを炙り出してくれる》など、内容に関する称賛の声が寄せられていた。