大人気バンド・Mrs.GREEN APPLE(以下、ミセス)の公式YouTubeチャンネルが23日までに更新。9月28日リリースの新曲『GOOD DAY』の楽曲&MV制作ビハインド動画が公開され、ボーカル&ギター・大森元貴(29)の口から飛び出した“熱すぎる言葉”が注目を集めている。
10月16日に同チャンネルで行なわれた生配信で、25年12月31日をもって「フェーズ2」を完結し、26年1月1日より「フェーズ3」を開幕すること、さらに、同年夏頃に1か月の長期休暇を設けることを発表したミセス。
生配信の同時視聴者数が65万人を超えるなど大きな注目を集める中、一部でささやかれていた“活動休止説”を吹き飛ばすポジティブな発表が行なわれたことで、ファンの間では喜びと安堵の声が広がった。
「ミセスは以前より、バンド活動の節目を“フェーズ”と称して区切っており、20年7月には『フェーズ1』が完結したとして活動を休止。22年3月に『フェーズ2』の開幕を宣言し、現在の大森さん、ギター・若井滉斗さん(29)、キーボード・藤澤涼架さん(32)という3人編成での活動を続けてきました。
この度、発表された新曲『GOOD DAY』は、大森さんがブランドリーダーを務めるキリンビール『キリングッドエール』のテーマソングに起用されており、ミセスメンバーに加え、綾瀬はるかさん(40)、浜辺美波さん(25)、鈴木亮平さん(42)といった豪華な顔ぶれが出演するCMもすでに全国で順次オンエアされています。
同楽曲は、ミセスにとっても『フェーズ2』のラストを飾るシングルという重要な位置づけとなるため、オファーを受けた大森さんは並々ならぬ覚悟で制作に挑んだようです」(女性誌ライター)
この度公開されたビハインド動画には、そんな大森の強い思いがうかがえる場面が多々収録されている。
たとえば、大勢のスタッフと意見を交わす会議室でのワンシーン。大森は「ここ一年老若男女に届いている感覚がすごくある」と話し、「普通売れたらアーティストって、世間に届いたから自分の好きなものを作ろうとか、小難しいタームに入ると思うんですよ」と持論を展開。
「ミセスは本当は多分このタイミングって、逆張れば逆張るだけ本当は寿命が延びていくし、コアを作るっていう意味で言うと正しい判断なのだろうけど……」と“寿命”という言葉を用いてバンドの立ち位置を冷静に分析した上で、「(ミセスは)“ポップス背負います”っていう」と、力強い言葉で矜持を示している。
「今回の動画の中で、国民的バンドとなった今だからこそ、自分のためではなく誰かのための曲を作りたいと繰り返し述べている大森さん。‟人生を生きる上での楽しげな前向きになれるアンセムを作りたい”“日本中に届ける覚悟で曲を書く”“昭和歌謡ならぬ令和歌謡になるべきだな、みたいな”といった発言の数々からも、新曲に込められた熱い思いが伝わってきます。
また、動画の後半には、MVに登場するキャラクターのイメージを、大森さんが紙にサラリと手書きで描いてスタッフに伝える場面も。これを見たファンからは《まさかあの麒麟のユニコーン化も本人が絵描いてたなんて…》《絵が上手いのは知っていたけど、こんなサラサラっと描きあげられるなんて仰天…》と、その多才さにも驚きの声が寄せられています」(前同)
バンドの躍進をけん引してきたフロントマン・大森が明かした率直な思いと現在地。
動画のコメント欄には、《ミセスの覚悟凄いな。ほんとに》《色んな世間の目がある中で、この言葉言うのは相当覚悟がいると思う、カッコ良過ぎる。表面だけでは見えなかった大森元貴の思いが見れてまじで感銘受けた》《「ミセスの寿命」がパワーワード過ぎるけど 国民的を張れるタームは貴重ですもんね…》《GOOD DAYがフェーズ2ラストの楽曲である意味が理解できました》《このBehind名作だと思う》といった様々な反応が寄せられている。
国民的人気を確立した「フェーズ2」を経て、なおも歩みを止めないミセス。その先に待つ「フェーズ3」では、いったいどんな姿を見せてくれるのだろうか。