■「騎手のハートを持っている」――元ジョッキーも高杉真宙を絶賛

 同ドラマの監修を務め、高杉のフォーム指導などを行なった元ジョッキーの川島信二助手は、10月10日配信のWEBメディア『馬トク』インタビューで、高杉に言及。《騎手の姿勢を努力して研究して、モンキー姿勢が本当にきれい》《実際に馬に乗って駈歩(かけあし)で吹っ飛ばされたようで、プロでも怖いはずなのに、怖いと思っていない。勇者だな。騎手のハートを持っている》と、コメント。目黒に対しても、馬への警戒心を解かせる場面の演技が素晴らしいものだった、と絶賛していた。

「高杉さんと目黒さんの登場で、若い視聴者がかなり増えることになりそうですね。テレビ界が重視しているコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)も上がるのではないでしょうか。コア視聴率はCM獲得に直結する数字ですね」(前出のテレビ誌編集者)

 日曜劇場は、“民放ナンバーワン”ドラマ枠と言われ、視聴率も良い枠として知られる。しかし、世帯視聴率と個人視聴率は好調である一方で、コア視聴率はSixTONESの冠番組『Golden SixTONES(『GOスト』)』(日本テレビ系)に負けているところがある。

『ザ・ロイヤルファミリー』初回(10月12日)のコア視聴率は2.8%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)。同日の『GOスト』のコア視聴率は、『ザ・ロイヤルファミリー』を大きく上回る4.7%を叩き出していた。

 第2話(10月19日)も、『ザ・ロイヤルファミリー』は世帯や個人は『GOスト』に勝っているが、コア視聴率は負けている。同日のコアは『ザ・ロイヤルファミリー』が2.6%、『GOスト』が4.6%だった。

「『ザ・ロイヤルファミリー』は、コア視聴率では『GOスト』に2%近く差をつけられていますが、STARTO社の大人気アイドルでもある目黒さん、そして俳優として高く評価されていて、多くのファンがついている高杉さんが出演することで、第4話から風向きが変わるかもしれませんね」(前同)

『ザ・ロイヤルファミリー』の原作小説は二部構成となっている。ドラマ公式サイトの第4話あらすじにある《(※主人公の職場)ロイヤルヒューマン社にもあるスキャンダルが発覚》という一文から、もうすぐ原作における第一部が終わるのではと見る向きもある。今後、目黒と高杉はどんな活躍を見せてくれるのだろうか――。