■28年前の『ごっつええ感じ』と“同じ事態”懸念も
『酒のツマミになる話』の放送内容差し替えを受け、
《去年は松本さんのコスプレ放送したのに今年はNGな理由は何? 企画会議して収録や編集して急遽放送差し替えって》
《去年酒のツマミのとき大悟松ちゃんのコスプレしてなかった? なんで今年はダメなの?》
《大悟もそろそろキレていいタイミングなんじゃないの。テレビ局のおえらいさん、スポンサーに従ってもバッドエンドしか待っていない》
《大悟がキレて番組を降りてくれたらカッコイイわ》
といった疑問を呈する意見、大悟の心情を思う声がXにも寄せられている。
前出の制作会社関係者は言う。
「出演者も番組のディレクターやプロデューサーも了解したうえで収録に臨んでいたはずです。にもかかわらず、放送直前になって局幹部の判断で差し替えられたとすれば、現場は納得いきませんよね。昨年も大悟さんは松本さんのコスプレをしていたので、松本さんに対しての“忖度”ではないでしょう。
やはり、昨年末から勃発した“中居正広氏・フジテレビ問題”の影響が大きいのでは、と言われていますね。昨年、同番組で大悟さんが松本さんのコスプレをした時は、まだフジテレビのトップはバラエティ出身の港浩一さん(73)でした。港さんが社長の時代はイケイケドンドンで、バラエティが大切にされていた。しかし、一連の問題で港さんは辞任。現在は、フジテレビから賠償請求をされる立場になってしまっています。
港さんが外れて体制が変わり、フジテレビではバラエティ制作局が解体され、局内での同部門の位置づけは下がりました。要は、すでにフジのバラエティ番組は“攻める”態勢ではなく、何かあった際も守ってくれる人がいなくなってしまったわけです。
松本さんに対して厳しく言う人は一定数いて、過去VTRでも姿が出るたびにSNSでは物議を呼びます。コスプレでもそうした懸念があるのでは、CMスポンサー企業への影響があるのでは――そうした懸念が発生したのでは、ともささやかれていますね。
ただ、そうしたことも事前に想定できたことで、それを踏まえたうえで収録したのに急遽差し替えになれば現場が紛糾するのは当然。それを受けて、『酒のツマミになる話』も28年前の『ごっつええ感じ』のようになってしまうのではないか……と懸念する声も出ていますね」
コスプレが問題視されて急遽差し替えになるという異例の事態となった『酒のツマミになる話』の今後は――。