■X上での騒動に広報の回答は…
本サイトの問い合わせに対して、ミニストップの広報は話題の投稿や「中身が少ない」というユーザーの声に関して、「Xでの掲載につきましては存じ上げております」と回答。騒動を把握していることを明らかにした。
一方で、こうした声をどのように受け止めているか、今後改良・改善する予定があるかについては、共に「該当の商品につきまして、仕様の確認を行ってまいります」ということだった。
今回、サンドイッチが物議を呼んでしまったミニストップだが、製造過程でエラーが発生したケースだった可能性もあるだろう。そんななか、件のX投稿は急拡散――その要因として「近年のコンビニ業界で同様のケースが頻発しているからではないか」と経済誌ライターは分析する。
「コンビニの商品はここ数年、外見をよく見せるための“トリック”を各社が用いていると度々話題になり、ネット上ではよく話題になっています。
特に指摘が多かったのが『セブン-イレブン』の商品。今回のような“断面だけきれいに見える”サンドイッチや、具が少ないおにぎり、容器が上げ底になっている弁当などの画像が続々とネットに拡散。容量を削減して値段を添え置く“ステルス値上げ”の一種などとして、多くの批判を浴びましたよね」
あまりに話題になったことから、セブン-イレブンは社長が直々にこの件に言及したことがあった。しかし、これも消費者の納得を得るには至らなかったという。
「昨年10月25日配信の『文春オンライン』記事で、当時セブン&アイHD専務でセブン-イレブン・ジャパン社長であった永松文彦氏(68)が、弁当が上げ底になっているというネットの声に対し、
《本当にそうなってました? 上げ底になってましたか?》《電子レンジで温めたりするアレがありますから。多少は(傾斜が)ないとダメなんですよ》《事実をもって投稿してほしいですね》
などと“反論”。事実の発言なのでしょうが、消費者は納得がいかず、“潔くない”としてさらなる物議を呼んでしまったのです」(前出の経済誌ライター)
日々、多くの人が利用するコンビニだからこそ、世間の関心も多く注がれるのだが――。