■永野芽郁のスキャンダルもあり……芳根京子がCM業界でも注目の存在に
『東京国際映画祭』を取材したスポーツ紙記者は言う。
「カメラマンが映画で共演する高橋海人さんを撮りたくて彼に声をかけたら、隣にいた芳根さんも一緒にカメラに入っていって。いつも通りのノリのいい、天真爛漫な感じで、元気いっぱいでしたね」
そんな芳根は、以前からイメージの良い俳優として多くのCMに出演してきたことでも知られる。今年9月1日からは、一般社団法人「日本損害保険協会」で2025年度の地震保険の新広報キャラクターにも起用された。
「今春、芳根さんは主演ドラマ『めおと日和』が大きな話題になりましたが、同時期には永野芽郁さん(25)のイメージがガタ落ちして、CMはおろかテレビからも姿を消す出来事もありましたよね。それがあって広告業界では、“ポスト永野芽郁”を探す動きが活発化。そこに芳根さんの名前も浮上しているといいます」(芸能プロ関係者)
永野は、今田美桜(28)、橋本環奈(26)、広瀬すず(27)と並ぶ、20代後半女優を代表する“CM四天王”とも言われていたという。
ところが、永野は今年4月に『週刊文春』(文藝春秋)に、既婚者である俳優・田中圭(41)との不倫疑惑、日曜劇場『キャスター』(TBS系)で共演中だったキム・ムジュン(27)との同時交際疑惑が報じられた。3者の所属事務所は交際について否定をしたが、永野のイメージはガタ落ち。同報道をきっかけに永野が広告のイメージキャラクターを務めていた9社がコンテンツの公開を停止したほか、出演予定だった2026年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』からも降板することになった。
「もう永野さんをCMに起用できなくなったため、小芝風花さん(28)、福原遥さん(27)などと並び、芳根さんにも大注目が集まっているということですね。芳根さん、小芝さん、福原さんに共通するのは、正統派のトップ女優で、プライベートでも悪い話が聞こえてこないこと。企業としても安心感のある女優さんたちですよね。
『君の顔では泣けない』も話題の映画として注目されていますし、芳根さんには今後さらに、多くの仕事が舞い込んでいきそうですね」(前同)
芳根は『君の顔では泣けない』では、“高校1年のある日、女子と中身が入れ替わったまま元に戻ることができず、その後女性として結婚や出産を経験していく男の15年間”という、複雑な役を演じる。映画でも、大人ぽいビジュアルや高い演技力が話題となりそうだ――。