■『酒のツマミ』終了に「フジ看板番組」を危ぶむ声も

『酒のツマミになる話』が終了するという報道に、

《酒のツマミになる話、好きだったのにな。各テレビ局、少しコンプラに縛られすぎじゃね?》
《大悟のプライドの問題なんかじゃない!共演者のこと思ってのことだと思う》
ダウンタウンDXとか酒のツマミになる話みたいなゆるっと見れるトーク番組好きやったのにおわっちゃうんか...》
《「酒のツマミになる話」はDOWNTOWN+で再開したらどうよ?》
《現場にはちゃんとしたスタッフもいたと思うんだけどもったいない。この番組でファンを増やした芸能人も多かったのに。フジはドラマもバラエティもどんどん弱くなってっちゃうなー》

 と落胆や疑問を呈する声がXには寄せられている。

「フジ幹部の懸念は、やはり大悟さんが松本さんのコスプレをしたことと、“中居氏・フジテレビ問題”でしょうね。

 松本さんに対して厳しく言う人は一定数いて、過去のVTRでもその姿が映るたびにSNSが荒れます。大悟さんの“松本人志コスプレ”にもそうした懸念があり、CMスポンサーへの影響を考えてフジ幹部が急遽、内容を差し替える判断をしたのかもしれません。

 そして、今回の一件を受け、フジテレビと千鳥の関係悪化を懸念する声が上がっていますね」(前出の制作会社関係者)

 千鳥は、『火曜は全力!華大さんと千鳥くん』(カンテレ・フジテレビ系)をはじめ、『千鳥のクセスゴ!』、『千鳥の鬼レンチャン』、『すぽると!』とフジテレビの番組に多数出演しているが、『酒のツマミになる話』の一件を受け、

《フジも千鳥を多数起用してただけに、大吾が怒って、不仲になるのはもったいないよな〜》
《この1年、千鳥がフジの窮地に奮闘してくれていたか。それに報いず、未だフジTVは傲慢》
《千鳥と関係こじれたら、鬼レンチャンも危ういな》

 といった声が上がっている。

「特に『鬼レンチャン』は低視聴率に苦しむフジテレビにあって、日本テレビの大人気バラエティ『ザ!鉄腕!DASH!!』と並ぶようなコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)を取りますし、その次の時間帯の、1週間の全局全番組で最も高いコア視聴率を誇る『世界の果てまでイッテQ!』にも迫るような高い数字を記録することもある。

 今や『千鳥の鬼レンチャン』はフジテレビの日曜夜の看板番組になったと言っても過言ではありません」(前同)

 23年と24年には、『鬼レンチャン』のヒット企画「サビだけカラオケ」が『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)でもメイン企画となり、23年の『27時間テレビ』の総合司会は、番組のレギュラーメンバーである千鳥、かまいたちダイアンが務めた。

「先日も放送されましたが、秋の『FNS鬼レンチャン歌謡祭』は、大いに盛り上がりますからね。フジテレビとしては『鬼レンチャン』を今後も大切にしていきたいところでしょうが、『酒のツマミになる話』のトラブルで千鳥との関係が悪化し、『鬼レンチャン』にも何らかの影響が及ぶことになるのではないか――と懸念する声がフジ関係者からも上がっていますね……」(同)

 思わぬトラブルからの『酒のツマミになる話』の終了――その余波は、大人気番組『鬼レンチャン』にも及ぶことになるのだろうか……。