草なぎ剛(51)主演の連続ドラマ『終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-』(カンテレ制作、フジテレビ系/月曜午後10時~)の第4話が、11月3日に放送される。10月27日放送の第3話は、平均世帯視聴率が4.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)、配信サービス・TVerのお気に入り登録数も54.3万(10月30日午後1時現在)と、ともに低迷している。
同ドラマは、5年前に妻を亡くし、幼い息子・陸(永瀬矢紘/8)を男手ひとつで育てている遺品整理人・鳥飼樹(草なぎ)が、遺品整理会社「Heaven’s messenger」の仲間たちと共に、孤独死した方の遺品に刻まれた“最後のメッセージ”に耳を傾け、残された者へのメッセージを解き明かすヒューマンドラマ。
第3話では、鳥飼は絵本作家・御厨真琴(中村ゆり/43)に、生前整理を始めた母・こはる(風吹ジュン/73)への違和感が拭えないと、その真意を問いただされるが、こはるに口止めされているため本当のことを言えない。そんな中、読み聞かせのために小学校を訪れた真琴は、陸がいじめを受けている現場に出くわす。
一方、遺品整理会社の社長・磯部(中村雅俊/73)の元には、10年前に御厨ホールディングスに務めていた息子の文哉が自殺した一件について話を聞かせてほしいと、再びフリーライター・波多野(古川雄大/38)が訪ねてくる。また、新入社員・久米ゆずは(24)を母・真理奈(雛形あきこ/47)が訪ねてきて、ゆずはに金をせびっていて……という展開。
遺品整理を軸にしながら、一人息子との関係、余命短い真琴の母との関係を絡めながら、鳥飼と真琴が距離を縮めていく話と思いきや、物語はどんどん広がりを見せている。磯部の息子の自殺、保護観察中の社員・高橋碧(小澤竜心/20)の過去に加え、今回はゆずはの毒親が登場し、幼いころに娘を虐待していたことを匂わせた。