■8月に亡くなったオーナーに勝利を
春と並ぶ8度目のVを狙う今年の僕のパートナーは、宝塚記念を制したメイショウタバルです。
兄と慕う石橋調教師の馬で、8月にお亡くなりになった松本好雄オーナーに勝利を届けたい――。
思いは、ゴール板に向かっています。彼らしい走りに期待していてください。
1日京都、2日東京と続いた競馬ウィークの締めは、11月3日船橋競馬場で行われる交流重賞、ダート競馬の祭典JBCです。
僕が参戦するのは、レディスクラシックとスプリント。パートナーはそれぞれ、オーサムリザルトとチカッパの予定です。
5番人気のエリカエクスプレスで挑んだ秋華賞は、馬の力はほぼ出しきれましたが、最後の最後でクリストフ(ルメール)に交わされ、ジューンブレアと挑んだスプリンターズSに続いての銀メダル。
今回こそ、金メダルを胸に表彰台に上がり、皆さんと一緒に喜びを爆発させたいと思っています。
武豊(たけ・ゆたか)
1969年3月15日、京都府京都市生まれ。1987年3月1日にJRA騎手デビュー。翌1988年、スーパークリークで菊花賞を制しGⅠ初勝利。以後、オグリキャップ・サイレンススズカ・スペシャルウィーク・ディープインパクト・キズナ・キタサンブラック・ドウデュースなど歴代名馬の手綱を取り、国内外GⅠ通算100勝超を達成した“レジェンドジョッキー”である。2018年9月には史上初のJRA通算4000勝、2024年度JRA賞特別賞と黄綬褒章を受章、2025年8月5日には前人未到の4600勝を達成した。現在もトップクラスで騎乗を続ける“競馬界の第一人者”兼“最多記録更新請負人”。