■“代打MC”千鳥・大悟に芽生えた怒り&哀しみ
終了報道を受け、『酒のツマミになる話』の公式Xには、
《松本さんのコスプレしただけで差し替えはヒドすぎる》
《スタッフの方々はOKだったのに、上層部に負けたか》
《フジテレビはやっぱりつまんなくなっちまったな。。》
などの批判的な意見が多数寄せられている。
「大悟さんが激怒して番組を降板することになったと報じられましたが――もちろん怒りもあるのでしょうが――こういうことになってしまうともう続けられない、とても残念、という哀しみに似たような思いが大悟さん、そしてノブさんに共通して芽生えたと見られています。
フジテレビ幹部は、今の会社状況で、松本さんのコスプレでも番組に出すことはまずい、またスポンサーに影響が及ぶ可能性もあると懸念して急遽、内容を差し替えたのではないかとささやかれていますが――この判断により千鳥の2人は“自分たちは、もうこれ以上は『酒とツマミ』を続けられない”という思いに至ったと言われていますね。
1つは仕事の進め方の問題ですよね。そもそもダメなら企画段階でストップをかければよかったはずですが、現場では昨年と同じように収録を進めたわけです。これを幹部の判断で当日に差し替えることになったとされ、“それはさすがにおかしすぎる”となってしまったのではないでしょか」(前出の民放キー局関係者)
千鳥の2人が番組からの降板を決意した理由は、もう1つあると関係者の間では話されているという。
「『酒のツマミになる話』は、そもそも松本さんが立ち上げた番組です。大悟さんは“自分は松本さんの代打”という思いでMCを務めていたと言われています。いつか松本さんが戻ってきたときに引き渡せるよう、番組を盛り上げていきたい――そうした想いがあったと見られています。
それが、松本さんのコスプレをしただけで問題視され、差し替えが強行されるような事態に。“これでは、今後も松本さんは戻ってくることはできないだろう”という思いに至ったのではないかと見られています。自分は代打でMCをやっているのに、松本さんがもう戻って来れないのならやっている意味がない、ということですよね。
10月31日の『酒のツマミになる話』では、千鳥からのメッセージが放送されると見られていますが、そうした想いがにじみ出たものになるのかもしれませんね……」(前同)
大悟がMCを務める形になり、24年2月から放送されてきた『酒のツマミになる話』は、約1か月後の12月頭にその歴史を終えることになるようだ――。