■日本テレビが『ダウンタウンプラス』に協力で……
前出のバラエティ番組プロデューサーは続ける。
「長く休んでいた松本さんにとっては当然、松本さん不在時にひとりで踏ん張ってきた浜田さんにとっても、“ダウンタウンの復帰1発目”は重要なものだと見られています。
そしてそんな両者は、約1年前に報道がありましたが、“ダウンタウン”が世に出たきっかけの場所である“舞台”を復帰の場に選ぶのではないかとという見立てが強いんです。ダウンタウンが名を世にとどろかせたのは漫才ですし、センターマイクを前にしゃべくり合うのが2人の原点と言えるでしょうからね。
同時に、数々の番組をヒットさせ、スターになっていた“テレビ”での復帰を検討しているのではないかという声もあります。日テレも『ダウンタウンプラス』に協力する姿勢を示していますしね……」
10月27日、日本テレビが『ダウンタウンプラス』に協力すると定例会見で発表。『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』のコンテンツ提供などを行なうことが明らかになった。
また、9月24日配信の『現代ビジネス』では、『ダウンダウンチャンネル(仮)』(正式名称は後に『ダウンダウンプラス』に)と日本テレビが組み、『絶対に笑ってはいけないシリーズ』の復活計画があると報じていた。先に『ダウンダウンチャンネル(仮)』で2時間程度の『笑ってはいけない』ベスト版を配信し、年末に8時間以上の長尺バージョンとして地上波放送をする計画だと同メディアは報道。
同月29日に開かれた日本テレビの定例会見ではこの報道に触れ、岡部智洋取締役が「現段階でお伝えできることはない」とコメントした。
「水面下で『笑ってはいけない』の計画が動いていて、年末特番でダウンタウンが復活することもあるのではないか……とも思えてしまいますよね。時間もなく、さすがに今年『笑ってはいけない』の復活は実現しないのかもしれませんが、日テレが協力体制にあるため、同局でのコンビ復活もあり得そうですよね。
『ダウンタウンプラス』の始動は大いに盛り上がり、注目を集めていますが、“ダウンタウンの復活”はネットではなく、劇場の舞台かテレビになるのでは――という意見がお笑い関係者の間では圧倒的に強く、その後に『ダウンタウンプラス』でもコンビで稼働することになるのではと話されていますね」(前同)
いよいよ始動する『ダウンタウンプラス』。まずは松本が1年10か月ぶりに復帰することになるが、その先にはダウンタウンの“動き”も待っていそうだ――。