日々、さまざまな“ネットの事件”が話題になるX。先日はマクドナルドの公式Xが、マックフライポテトの“おいしいマップ”の画像を投稿したものの、すぐに削除するという出来事があったというのだ。いったい何が起こっていたのか──。
「ネットで今、バズっているのが10月29日11時にフォロワー951万人(11月1日時点)を持つ日本マクドナルドの公式Xアカウントが消したとされる投稿の画面のスクリーンショットです。
《マックフライポテトのおいしいマップです》という文言とともに、1本のポテトを端から端まで細かいエリアに分け、それぞれの部位に“カリッホクッ”、“ホクホク”、“アゲアゲ”、“じゅわ〜”、“たまらん”などと、おいしさや食感を表現する“マップ”の画像を投稿していたことが拡散されています」(ウェブメディア編集者)
現在、マクドナルドでは「トクニナルド」と題して、人気メニューがお得になるキャンペーンを展開中。11月4日から11月16日にはマックフライポテトのM・Lサイズ(通常料金Mサイズ330円〜、Lサイズ380円〜)を特別価格250円で販売する予定で、その事前アピールとして投稿したものだという。
しかし、先の“おいしいマップ”の画像を見たXユーザーからは《もう「あれ」にしか見えねーよwww》《下ネタに見える》《下品すぎる》など、セクシャルなイメージを想起したというリプライが殺到。
「マクドナルドの公式がするとは思えない、にわかには信じられない投稿ですが、同日14時30分までに当該の投稿は削除され、閲覧できない状態になったといいます。
ネット上では以前から“おさわりマップ”というものがありました。もともとは猫の写真に対して、体の部位を地図のように区切り、それぞれの部位を触ったときに猫が喜ぶかどうかなどの反応を記したものです。その後、猫だけでなく、犬などの動物、アニメのキャラクターなどの“おさわりマップ”も登場してきました。ただ、人間のキャラクターの“おさわりマップ”の場合、多少セクシーな要素が含まれるケースもありました。
そうした“ネット文化”があるなかで、今年10月20日、サンリオのキャラクター『ポムポムプリン』の公式Xが、ポムポムプリンの“おさわりマップ”を投稿すると大きな話題となり、これまで8000万件以上閲覧されています。“マックフライポテトのおいしいマップ”が、ポムポムプリンの“おさわりマップ”を意識したかどうかは不明ですが、少なくとも企業の公式Xは、投稿をバズらせるという“使命”もありますから、話題になることを狙ったのではと見られていますね」