■過去にはサントリーのビール広告も炎上、マック広報に直撃すると…

“ポムポムプリンのおさわりマップ”は、《最高》《わーい》《いいよ》《うれしい》《いっぱいなでて》といったシンプルな言葉が記されており、セクシーな要素は見当たらない。一方で、今回の“マックフライポテトのおいしいマップ”については、多くのXユーザーからセクシャルだと感じられてしまったようだ。

 広告代理店関係者が、「マクドナルドほどの企業がこのような投稿をしていたとしたら、迂闊すぎます」としてこう続ける。

「基本的に食べ物の会社が投稿するもので“シモ”を連想させてしまったというのは、アウトですね……。これを本当に公式がやっているとしたら、相当の驚きです。もちろん、“そんなつもりはない”という説明はできますが、多くのユーザーに思わせてしまった時点でダメですよね。

 過去には、2017年7月4日に公開された、サントリー『頂〈いただき〉』という新発売のビールの広告動画も同様の理由で大炎上したことがあります。動画では居酒屋にいる女性が当該商品のおいしさを示すという“コックゥ〜ん”という表現を用い、“コックゥ〜ん! しちゃった”というセリフや、その他、女性を性的に押し出す演出が複数みられたんです。批判を受けてサントリーは7月7日19時半、動画を削除するとともに商品サイトで『お詫び』を掲載しました」

 マクドナルドの公式Xによる投稿は過去にも物議を醸したことがある。2024年8月には生成AIを使って制作したCM動画を投稿し、賛否を呼んだことがあった。挑戦的な投稿が特徴だとはいえ、今回騒動になっている画像に対して、Xでは《よくGOサイン出たなこれ》と驚く人も多い。

 事実でないなら否定されるはずだが――本サイトは、日本マクドナルド広報担当者に「公式が発信した投稿で間違いないか」、そうだとすれば「なぜ削除したのか・ネットの反響を認識しているか」と問い合わせたが、期日までに回答はなく、また公式サイトやSNSなどでも言及はなかった。

 果たして、この件の今後は――。