元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が、10月27日放送の『旬感LIVEとれたてっ!』(関西テレビ)に出演。高市早苗首相が同月24日、衆参両院の本会議で行った所信表明演説で起きた、首相の声が聞こえないほどのヤジに対し、「国会議員はもう全員、1回民間企業で研修しろ」「あの国会、幼稚園なの?」「もう頭悪いんじゃないの、あの人ら。勘弁してくれよって」と批判。さらに、自身は大阪府議会・市議会で「ヤジをなくした」と振り返った。

 高市首相に対するヤジをめぐっては、SNSでも《国民の(演説を聞く)権利を邪魔するな》《今は令和》《時代遅れ》などの声もあがっており、さまざまな議論を呼んだ。

 昭和世代にとっては普通だったことも、令和になり見直すべきことが増えている。日常生活においてもそれは同じ。そこで今回は40~50代の男女100人に「時代に合わせてアップデートしていること」について聞いてみた。(自社リサーチ)

 第9位(4.0%)は、夫婦関係、新しい挑戦が同率でランクイン。

 かつては夫が家計を支え、妻が家事と育児を担うという価値観が多数派だったが、いまや夫婦共働きで家事や育児も協力するのが常識となり、性別に縛られない役割分担へと変化している。

 最近、中高年世代では、婚姻関係を維持したまま夫婦が干渉することなく自由を尊重する「卒婚」という新しい夫婦の形も生まれるなど、夫婦のあり方も多様化している。

「家事の分担について話し合った」(59歳/女性/主婦)

「お互いストレスにならないように関係を改善」(54歳/女性/パート・アルバイト)

「適度な距離感を保つ」(48歳/女性/主婦)

「離婚準備をしている」(51歳/女性/パート・アルバイト)

 趣味や習い事など、新しいことに挑戦する人も多い。副業やキャリアアップのため、スキルを習得するという側面からも関心が高まっている。没頭できる趣味を持つと、これからくる老後のため、脳の活性化にもつながり、ヨガやダンスなど体を動かす習い事をすることで健康維持効果もみこめる。

「いろんな人の話を聞いてやったことのないことにチャレンジする」(55歳/女性/自営業)

「ゲームもどんどん新しいものが出てくるので子どもに教わっている」(46歳/女性/パート・アルバイト)

「流行のスポーツなどに挑戦する」(45歳/男性/自由業)

「友人と情報交換し、新しい趣味を見つける」(57歳/女性/会社員)

 第8位(5.0%)は、住環境。

 都市部の家賃高騰やテレワークの普及による働き方の変化などにより、都市部から地方への移住を考える人が増加している。また、マイホームも一生に一度の買い物ではなく、ライフスタイルの変化に合わせて臨機応変に住み替えるという価値観も広がってきている。

「首都圏の家賃が高騰しているので、田舎への移住を考えている」(46歳/女性/パート・アルバイト)

「仕事のリモート化で、家賃を抑えるために引っ越した」(49歳/男性/会社員)

「今後、夏は猛暑が続きそうなので、夏が涼しい環境の家を建てて住んでいる」(44歳/男性/会社員)

「電気代が高くなってきているので、夏涼しく冬暖かくするため、厚みのあるカーテンや窓にシートなどを貼る」(56歳/女性/パート・アルバイト)