■「主婦が苦手な家事」、「コツがわからない」「時間がかかる」作業は

 第6位(9.0%)は、台所の掃除。

 料理をする場所なので衛生的に保ちたいが、シンク周りやコンロ、換気扇などに汚れがたまりやすいのが台所。

 コンロ周りの調味料や油汚れなど酸性の汚れには、重曹を溶かした水やお湯で拭くと落としやすい。換気扇や排水口のヌメリにも重曹が効果的で、使用済みの歯ブラシを使えば細部の汚れもかき出せ、食品を扱う場所で強い洗剤を使いたくない人にもオススメだ。

「掃除してもまた汚れるからきりがない」(29歳/女性)

「どんな洗剤を使えば汚れが落ちるのかが分からない」(43歳/女性)

「油がギトギトでやりづらい」(40歳/女性)

「細かい汚れが落ち切らないのでイライラする」(40歳/女性)

「油を落とそうとすると手が荒れる」(39歳/女性)

「たまにやる換気扇の掃除が面倒すぎる」(41歳/女性)

 第5位(11.0%)は、家周辺・庭の掃除。

 特に戸建てに住む人は、草むしりや落ち葉の掃き掃除といった家周辺・庭の掃除も不可欠。屋外での作業なので、暑さや寒さなどもあり、負担が大きい。

 草むしりは、土が柔らかくなった雨上がりにやると、比較的力を使わずに雑草を引き抜ける。また、雑草が成長しないように防草シートを引くのも効果的だ。秋は葉っぱが落ちる季節だが、熊手を使って落ち葉だけ集めたり、葉っぱを風で飛ばすブロワーなどがあると作業も楽になりそう。

「雑草はとってもとっても生えてくるからきりがない」(48歳/女性)

「夏の暑い時期の草むしりはつらい」(49歳/女性)

「毎回、腰が痛くなるので中々進まない」(42歳/女性)

「虫が出たり、虫の死骸があって恐怖」(48歳/女性)

「手が土で汚れたり、荒れるのが嫌」(44歳/女性)

「暑さや寒さのなかでの作業がつらい」(31歳/女性)

 第4位(12.0%)は、アイロンがけ。

 子どもの制服や仕事でスーツを着る人などは、アイロンがけを家庭でしなくてはいけないこともあるが、意外と準備が大変で、作業にも時間もかかる。

 最近は、テーブルの上に広げてアイロン台のかわりに使えるシートやマットがあり、それを使えば、準備も片付けも楽ちん。衣類をプレスせず、熱い蒸気でシワを伸ばす衣類スチーマーを利用すれば、服をハンガーにかけた状態で手軽に使えるので、面倒なアイロンがけを省きたい人にはオススメだ。

「シワを伸ばそうとしたら裏側の布が折れ曲がって変なところに線が入って、取り返しがつかなくなってしまうことがあるので苦手」(34歳/女性)

「コツが分からず、きれいにシワが伸びない」(46歳/女性)

「道具を用意する手間が大変」(42歳/女性)

「毎回やらなければならないのが苦痛」(41歳/女性)

「うまくアイロンをかけられないし、電気代がかかる」(49歳/女性)

「きれいに仕上がらない」(35歳/女性)

「納得のいく仕上がりになるまで時間がかかる」(33歳/女性)

■「主婦が"苦手な家事"」ランキング
1位 料理
2位 水回り・お風呂掃除
3位 トイレ掃除
4位 アイロンがけ
5位 家周辺・庭の掃除
6位 台所の掃除
7位 収納・整理整頓
8位 食器洗い
8位 部屋の掃除
10位 洗濯

以下のリンクから「主婦が"苦手な家事"」1~3位の理由とコメントをチェックできる。

1~3位はコチラ