夏帆、竹内涼真ダブル主演ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)で、竹内演じる亭主関白思考の男性の言動が視聴者を戦慄させた。
同ドラマは、夏帆演じる恋人ファーストで生きてきたヒロインと、竹内演じる亭主関白思考で彼女に時代錯誤なモラハラ発言を悪気なく連発する男が別れ、自分を見つめ直す再生ロマンスコメディ。10月7日放送の初回がTVerとTBS FREEの総再生数で365万回を突破し、TBSの火曜ドラマで歴代1位を記録するなど好評を博している。
竹内の演じる勝男のモラハラ“クズ男”ぶりも人気の一因となっているが、これまでドラマや映画でクズ男役を演じた俳優は多い。そこで今回は20~40代の女性100人に「クズ男役が似合っていた俳優」について聞いてみた。(自社リサーチ)
第10位(3.0%)は、竹財輝之助。
竹財は、2022年放送の倉科カナ主演ドラマ『寂しい丘で狩りをする』(テレビ東京系)でヒロインをストーキングする元カレのカメラマン役、2024年7月期には松本まりか主演ドラマ『夫の家庭を壊すまで』(同局系)で、高校の同級生と不倫を続ける夫役を好演するなど、クズ男役が多いことで知られる。
今年6月放送の『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)出演時には、「クズ男職人と言われる」「役者人生の3分の2はクズ役」と語っていた。
「途中から耐えられなくて見なくなった」(48歳/女性/パート・アルバイト)
「イケメンだけどヒロインへの笑顔が怖すぎた」(41歳/女性/会社員)
第9位(4.0%)は、横浜流星。
横浜は、2022年公開の広瀬すず、松坂桃李ダブル主演映画『流浪の月』で、広瀬演じる婚約者に対して歪んだ愛情をぶつける青年・中瀬亮役を演じ話題になった。これまで爽やかなイメージだった横浜だが、同映画では婚約者を激しく束縛し、暴力を振るいながら執着し続けるという怪演を見せ、「第46回日本アカデミー賞」優秀助演男優賞を受賞した。
「ハマりすぎて嫌いになるほど演技力が高かった」(48歳/女性/自由業)
「きれいな顔で、冷たい役がとても似合っていた」(45歳/女性/会社員)
「それまでのイメージと全く違う雰囲気で驚いた」(40歳/女性/会社員)
「かっこよいルックスとのギャップがすごかった」(48歳/女性/パート・アルバイト)
第8位(6.0%)は、Kis-My-Ft2の千賀健永。
千賀は、昨年9月に香音とのダブル主演ドラマ『愛人転生-サレ妻は死んだ後に復讐する-』(毎日放送)で、クズ男を好演した。同ドラマは、愛人に転生したサレ妻による復讐劇で、千賀は妻を見下し愛人を溺愛する夫・真山悠太を演じ、そのゲス夫ぶりが反響を呼んだ。
「自分の夫だったらと耐えられない気持ちになった」(29歳/女性/会社員)
「イケメンだからギャップがすごい」(42歳/女性/会社員)
「悪い顔が似合っていた」(48歳/女性/主婦)
第7位(7.0%)は、向井理。
向井は、2018年放送の吉岡里帆主演ドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)で、ヒロインにトラウマを与える大学時代の先輩・星名漣を演じた。同ドラマは、三角関係を描いたラブストーリーだが、向井は一見、優し気で仕事ができるサラリーマンだが残酷な裏の顔を持ち、同僚として再会した吉岡演じるヒロインにを追い詰めて支配しようとするモラハラ、パワハラキャラクター。向井のドS演技が、大きなインパクトを残した。
「優しそうなイケメンなので二面性が怖いと思った」(48歳/女性/会社員)
「ここまでひどくなくても、こういう人はいそうだと思って見ていた」(33歳/女性/パート・アルバイト)
「怖すぎて面白かった」(45歳/女性/会社員)