■「クズ男役が似合っていた俳優」、ギャップに「ゾッとした」のは

 第6位(8.0%)は、高橋光臣。

 高橋は、今年4月期放送の安達祐実相武紗季磯山さやかリプル主演ドラマ『夫よ、死んでくれないか』(テレビ東京系)で、相武演じるヒロインの束縛夫・加賀美弘毅を演じた。

 同ドラマは、結婚に後悔しかないヒロインたちが、幸せな人生を求めて奮闘する模様を描いたマリッジサスペンス。高橋円いる弘毅は、妻に執着し、GPSで常に妻の居場所や行動を確認するなど、妻の全てを把握していないと気が済まないという歪んだ愛情の持ち主だった。

「常軌を逸した演技だったけど少しコミカルなところもあったので、怖いけど楽しく見られた」(41歳/女性/主婦)

「一方的な愛情のおしつけが無理だと思った」(43歳/女性/会社員)

「嫁に執着し続けてすごいと思った」(47歳/女性/パート・アルバイト)

「怖かったけど面白かった」(37歳/女性)

「屈折した愛情が怖かった」(31歳/女性)

 第5位(9.0%)は、高橋一生

 高橋は、2019年放送の黒木華主演ドラマ『凪のお暇』(TBS系)で、黒木演じるヒロインのモラハラ元カレ・我聞慎二を演じた。

 場の空気を読み過ぎて疲れてしまったOL・大島凪(黒木)が、人生をリセットしイチからやり直そうと奮闘する姿を描いたストーリーで、高橋は気配りを忘れない、一見好青年な営業部のエースだが、裏の顔は凪を見下し、罵倒するモラハラ全開な彼氏。一方、凪に対して素直になれず不器用で、自分の感情をコントロールできずに号泣するなど複雑なキャラクターだった。

「自分本位な役が意外とピッタリ合っていた」(47歳/女性/会社員)

「上から目線で神経質っぽい感じを高橋さんがすごく上手に丁寧に演じていて、ヤバい奴だとひしひし感じた」(43歳/女性/自由業)

「普段はそう思ってないのに、強がって女性よりも立場が上じゃないと嫌だみたいな感じが見えて不快だった」(45歳/女性)

「モラハラするのに裏では泣いたりして不器用さがかわいくもあった」(49歳/女性/会社員)

「思いとは裏腹な行動ばかりで、情けない感じも良かった」(48歳/女性)

「感情の起伏が激しく、テンポが良くて笑えた」(45歳/女性)

「何であんな奴にヒロインがずっとついていったのか分からなかった」(49歳/女性/経営者・役員)

 第4位(10.0%)は、中村倫也

 中村は、2018年放送の仲里依紗主演ドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)で、松本まりか演じる妻のモラハラ夫・井筒渡役で注目を集めた。

 同ドラマは、2組の夫婦が不倫をきっかけに夫婦関係を見直していく恋愛サスペンス。中村が演じたのは、エリート会社員だが実は男尊女卑思考で、妻を所有物とみなし、冷たく罵る非情なキャラクター。中村は、オールバックにメガネという冷たそうなビジュアルで、モラハラ夫を怪演した。

「私の彼氏もクズ男だけど、似たり寄ったりなキャラだった。最悪だった」(44歳/女性/会社員)

「冷酷な感じがしてゾッとした」(47歳/女性/主婦)

「豹変する感じがあまりにも怖い」(38歳/女性)

「本人は優しく誠実そうな外見なので、意外性があり似合っていた」(46歳/女性/主婦)

「冷たい表情が怖かった」(47歳/女性/会社員)

「本人の優しそうな雰囲気とのギャップがあるから」(45歳/女性/会社員)

「見ていたが恐怖だった」(37歳/女性/会社員)

■「クズ男役が似合っていた俳優」ランキング
1位 錦戸亮
2位 竹内涼真
3位 田中圭
4位 中村倫也
5位 高橋一生
6位 高橋光臣
7位 向井理
8位 Kis-My-Ft2・千賀健永
9位 横浜流星
10位 竹財輝之助

以下のリンクから「クズ男役が似合っていた俳優」1~3位の理由とコメントをチェックできる。

1~3位はコチラ