妻夫木聡(44)主演のTBS系日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(夜9時~)の第5話が、11月9日放送される。
第4話(2日放送)では、かねてより出演が告知されていたSnow Man・目黒蓮(28)が、ついに登場。第5話は目黒演じるキャラにフォーカスした内容とも予告されており、注目を集めている。
ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』は「JRA(日本中央競馬会)賞馬事文化賞」受賞作でもある早見和真氏の同名小説が原作。元税理士・栗須栄治(妻夫木)を主人公に、競馬に関わる人間たちの夢と情熱に溢れた20年間が描かれる。撮影はJRAが全面バックアップし、馬主、調教師、騎手なども協力して、実際の競馬場でも撮影が行なわれる。
【以下『ザ・ロイヤルファミリー』のネタバレを含みます】
目黒の役柄はシークレット扱いだったが、第4話で大学生の青年・中条耕一だと発表された。栗須(妻夫木)が働く「株式会社ロイヤルヒューマン」の社長で馬主の山王耕造(佐藤浩市/64)の隠し子であり、第5話で栗須も存在を知らされるという。
「目黒さんは、第4話終盤まで劇中に姿を見せず、ナレーションとしてのみ出演していました。それでも“めめの声だ!”などとSNSは沸騰し、初回時には《目黒くんのナレーション》がトレンド入りするなど、多くの視聴者の注目を集めてきた。そんな目黒さん演じる“中条耕一”が、ついに本格的に物語に参戦するということですね。
原作は2部構成ですが、耕一は第2部で“次世代の馬主”として活躍するキャラクターですから、後半戦に突入するドラマ版もそうした展開になっていくのではないでしょうか」(女性誌編集者)
日曜劇場は基本的に全10話構成。『ザ・ロイヤルファミリー』も同様だと見られ、物語はすでに、原作の第1部終盤に差し掛かっている。
そんな『ザ・ロイヤルファミリー』だが、シナリオ的な盛り上がりが少ない、といった声も少なくないようだ。競馬のシーンや牧場など“馬”の描写に力を入れている一方で、日曜劇場の持ち味である人間ドラマが“薄い”とも言われており、
《ロイヤルファミリーは競馬に興味がなくて離脱…》
《ロイヤルファミリーの見れないと思うほどつまらないわけではないんだけど、特に面白いとも思えないこの絶妙な駄目な感じなんなんだろう》
《母は競馬がわからなすぎてロイヤルファミリーを離脱したとのことだが、精通している勢も離脱していきそう》
とった声も寄せられている。
「競馬が題材なだけにそこは相当しっかりと描かれている。だから、競馬ファンや競走馬に興味がある人にはささりまくっているが、そこに全く興味のない人にとってみれば少々つらいドラマになっている、ということでしょうか。
『ザ・ロイヤルファミリー』は、“ナンバーワンドラマ枠”の日曜劇場のドラマだけに高視聴率でスタートしましたが、毎回少しずつ数字を落としている感じですね」(前出の女性誌編集者)