■ファンからは東山氏の芸能活動再開期待――事務所の回答は
『刑事7人』は2015年7月期にスタートし、season9(23年7月期)まで放送された。東山氏演じる主人公・天樹悠(あまぎゆう)はseason9の最終回で警察官を辞め、農家に転身。その後の東山氏の芸能界引退も含めてシリーズは完結した感じもあるが、公式なアナウンスはない。
『必殺仕事人』は、1972年にスタートした時代劇コンテンツ『必殺』シリーズの派生作品。2007年から東山氏の主演作としておよそ年イチで放送されるようになり、23年末放送回が東山氏の芸能生活最後の作品にもなった。制作側の朝日放送テレビは、2023年12月時点で「今後については何も決まっていない」とコメントしている。
また昨年4月には、東山氏が芸能界引退後も、現役時代と変わらずジムでトレーニングに励んでいることが『FRIDAY』(講談社)で報じられた。東山氏は同誌の直撃取材に《(復帰の意思は)ないですね》と回答していたが、引退後も変わらないシェイプされた姿が注目された。
加えて、少年隊の植草は昨年10月放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)で、「少年隊の復活考えているっぽい」という○×質問に○で回答。「約1名、大変じゃないですか」と、暗に東山氏に触れつつも、「解散はしていないです」と力を込めた。
そうしたこともあり、
《東山さんは、しっかりと時代劇も出来る役者でしたね。ほんとに残念です。会社が落ち着いたら復帰してほしいですね》
《もう引退してしまったけど公の場に出て来たりしてるから復帰するかもと思ってるのはヒガシ。彼がこういう人生を選んだからには復帰しなさそうだけど、60代のうちに復帰してくれると私は希望的観測を持ってる》
《東山紀之さん 早く復帰して~!また必殺仕事人や刑事7人を見たい》
などと、東山氏の芸能活動再開や、少年隊の復活を願うファンの声は少なくない。
そして、「芸能界でも話題に出るようになった」(前出のスポーツ紙記者)という東山氏の“復帰”説。SMILE―UP.が廃業になれば、そうした展開もあるのだろうか――本サイトは、SMILE―UP.に事実確認を行なった。
まず、会社の廃業については、「弊社は補償業務の完了後に廃業する予定ですが、現時点では、具体的な廃業の時期は未定です」と回答。
そして、東山氏の芸能界復帰の動きについては、「そのような事実はございません」と、明確に否定された。
23年9月と10月に開かれた加害問題会見では、「90歳くらいまで舞台に立ちたいと思ってました」と、無念を感じさせつつも、SMILE―UP.社長就任を受けて「今後は人生をかけてこの問題に取り組んでいく考えであります」ともコメントしていた東山氏。その決意は変わらないということのようだ。