歌手で俳優の木村拓哉(52)が所属するレコード会社から移籍する計画が浮上していると11月11日配信の『女性セブンプラス』が報じ、反響を呼んでいる。

 木村は1991年のSMAP時代に「ビクターエンタテインメント」から“デビュー”。グループ解散後もソロアーティストとして30年以上にわたって同社に所属して曲をリリースしてきた。

“移籍後”は自社レーベルを立ち上げるか他のレコード会社と提携する可能性もあるといい。早ければ2026年9月頃に契約が満了するという話もあると記事では伝えている。

「SMAPの解散が2016年。木村さんがソロアーティストとして本格的に活動するようになって来年で約10年が経過することもあり、変化したい、新たなチャレンジをしたいという思いから移籍を計画しているとも聞こえてきていますね。

 レコード会社の移籍は業界的にはわりとよくある話ではありますが……木村さんがビクターから移籍を計画しているという話は、芸能関係者の間では大きなこととして受け止められています。レコード会社の関係者は、場合によれば所属するプロダクションの人よりもタレントやアーティストと近い距離にあったりもしますからね。

 プロダクションの、特に現場マネージャーはちょこちょこ変わりますが、レコード会社の担当者は長期間のつき合いになる場合もあるし、楽曲制作やプロモーション、コンサート開催などに向けて二人三脚で仕事をしていく存在ですからね」(芸能プロ関係者)

 SMAPを担当していたかつてのチーフマネージャーのI氏は、16年7月に旧ジャニーズ事務所を退社して17年に新事務所「CULEN」を設立。同社には元SMAPで現在は新しい地図として活動する稲垣吾郎(51)、草なぎ剛(51)、香取慎吾(48)らが所属している。

「SMAPのチーフマネージャーだったIさんも離れてしまったわけですよね。所属事務所の人間よりレコード会社の担当者と関係が深いというアーティストもいますし、もしかしたら木村さんもそうなのかもしれません。旧ジャニーズ事務所は消滅し、現在は24年に本格稼働が始まったSTARTO社と契約中。SMAP時代からビクターとは30年以上も仕事をしているわけですからね。

 その関係性を象徴するようなエピソードとして、07年夏に木村さん一家は今住んでいる家に引っ越したのですが、その引っ越しをビクタースタッフも手伝ったという話があるほどです」(前同)

 18年前の07年8月、土地購入から4年をかけ、木村と工藤静香(55)夫妻の“10億円御殿”が完成したと報じられた。

「地下室もある豪邸だと報じられましたが、木村さん、静香さん夫妻はトップ芸能人ですし、プライバシーの管理も大変。引っ越し業者にも頼みづらいという理由もあり、馴染みのレコード会社のスタッフにも引っ越しの手伝いをしてもらったのではないでしょうか。

 それほど長く、深い関係の人たちとの別れを決断しようとしているという話が浮上し、その歴史を考えてもかなり大きなことだと受け止められているというわけです」(同)