■“旧ジャニーズ御用達女優”上戸彩が起用された納得の理由

 芸能プロ関係者は言う。

「疑問に感じるという声も多くあるようですが――まず、上戸さんは一流女優ですし、現在も高い人気を誇っていることから起用されたのでしょうね。

 そして、原作の葵は少し天然でネアカなキャラクターですし、これまで上戸さんが演じていた役どころとも重なる分があり、“合っている”という声も少なくないですよね」(前同)

 映画『SAKAMOTO DAYS』に上戸が起用されたことに、

《すごく坂本葵役似合ってる!!!》
《上戸彩さんが“最強の妻”役って聞いて納得。あの包容力と芯の強さ、まさに坂本デイズの世界観にハマりそう。目黒蓮くんとの掛け合い楽しみすぎる!》
《目黒蓮は納得できないけど上戸彩は納得できる》
《離れすぎなのでは……いや、もしかしたら…大人気アイドルの奥さん役に、同じ世代独身の女優さんは当てられないのかもしれないけども……》

 などの意見も寄せられている。

「上戸さんと言えば、『半沢直樹』(TBS系)での、主人公・半沢を支える強くて明るい妻・花役が印象的ですよね。

 そして、SNSの意見にもあるようですが、STARTO ENTERTAINMENT所属のタレントの中でも、特に多くの女性ファンを抱える目黒さんと同世代の女優が夫婦役を演じるとなったら、よく思わなかったり、共演時や宣伝の際の些細な絡みで厳しい声を寄せる人も出てくるでしょうからね。

 目黒さんの出世作となったドラマ『silent』(22年)や昨年の主演作『海のはじまり』(ともにフジテレビ系)も恋愛が絡む作品でしたが、結婚しているという役どころではありませんでしたよね。ですが、今回の『SAKAMOTO DAYS』では夫婦を演じるわけですからね。

 そういった意味では年齢が離れていて既婚者であり、3人の子どもの母親である上戸さんが起用されたのも納得ではないでしょうか。それに上戸さんは“旧ジャニーズ御用達女優”でもありますしね」(前出の芸能プロ関係者)

 上戸は、2009年4月期の中居正広氏(53)主演の『婚カツ!』(フジテレビ系)のほか、15年4月期の木村拓哉(52)主演の『アイムホーム』(テレビ朝日系)、22年1月期の松本潤(42)主演ドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系)に出演するなど、旧ジャニーズタレントと数多く共演してきた。

「上戸さんは以前から“旧ジャニーズ御用達女優”として重宝されていましたし、結婚していて3児を育てているママであることは皆が知るところ。彼女が目黒さんの妻役を務めることで嫉妬するファンはかなり少ないでしょう。

 年齢差に違和感があるかもしれませんが、上戸さんはそもそもが人気女優ですし、今年15年ぶりに発売した写真集も大きな話題になりましたからね。さらに原作の葵のキャラともシンクロしていて、これらを考えると適役と言えるのではないでしょうか」(前同)

 来年のゴールデンウィークに公開される映画『SAKAMOTO DAYS』で、目黒と上戸はどんな“夫婦関係”や掛け合いを見せてくれるのだろうか。