■キムタク・目黒蓮・SixTONES……3者の正面衝突か

 山田監督の映画に木村が出演するのは、興行収入41.1億円を記録する大ヒットを記録した『武士の一分』(2006年)以来19年ぶり。『TOKYOタクシー』の出演にあたり、木村は「松竹130周年のタイミングでまた参加させていただける。名誉なことだと思っています。気が引きしまっています」と語っていた。

「山田監督の作品のために、できることはすべてやるという思いなのではないでしょうか。ただ、木村さんが『有働Times』に出演することになり、11月16日日曜日は後輩のSixTONESSnowMan目黒蓮さん(28)とぶつかることになりますよね。

『有働Times』の裏ではSixTONESの冠番組『Golden SixTONES』(日本テレビ系)と目黒さんが出演中の日曜劇場ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)が放送されていますからね」(前出のワイドショー関係者)

 長寿番組だった『行列のできる相談所』の後を引き継いで4月6日より『Golden SixTONES』がスタート。また、妻夫木聡(44)主演の『ザ・ロイヤルファミリー』の第5話が11月9日に放送され、前話のラストから登場した目黒演じる青年・中条耕一が本格的に動き始め、大きな話題を呼ぶことに。

 目黒演じる耕一は、栗須(妻夫木)が働く「株式会社ロイヤルヒューマン」の社長で馬主の山王耕造(佐藤浩市/64)の隠し子。

 11月16日放送予定の第6話の予告では「御縁を感じずにはいられません」と話す栗須に「都合のいい解釈は止めてもらえませんか」と冷たく言い放つ耕一の姿、大雨の日に行なわれた有馬記念で、耕一が「行けえええぇぇ!」と絶叫する姿などが紹介されている。

「『ザ・ロイヤルファミリー』第4話(11月2日)は世帯視聴率9.0%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、テレビ各局が重視する個人視聴率5.5%、13~49歳のコア視聴率は2.5%でした。それが目黒さんが本格登場した第5話(9日)では世帯11.0%、個人6.6%、コア2.6%と跳ね上がったんです。それだけ目黒さんの人気が高いという証左ではないでしょうか。

 ただ、日曜日夜の視聴率争いは熾烈です。11月9日の視聴率を見てみると『有働Times』が世帯9.7%、個人5.7%、コア1.5%。『Golden SixTONES』が世帯7.9%、個人5.1%、コア4.6%。

『Golden SixTONES』はスタート以来、コア視聴率が好調。『有働Times』もコア以外の数字はずっと高い。その『有働Times』に大人気の木村さんが登場し、ロングインタビューに応じるわけですから数字が上がるのは間違いないでしょう。

 旧ジャニーズ事務所時代はテレビ局サイドも同社所属のタレント同士の裏被りを気にしていたと言われていましたが、STARTO ENTERTAINMENTになってそういった慣例もなくなった感じで、今回も、3者の正面衝突が起きることになったのではないでしょうか」(前同)

 16日日曜日夜は、テレビが熱いことになりそうだ――。