■『GOスト』はコア視聴率が無双状態

 現在、日曜劇場では、人気タレントが多数いるSTARTO社でもトップクラスの人気を誇るSnowMan目黒蓮(28)がメインキャストとして出演している、妻夫木聡(44)主演の『ザ・ロイヤルファミリー』が放送中。目黒が本格的に物語に登場した第5話(11月9日)は、世帯視聴率11.0%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)、個人視聴率6.6%、コア視聴率2.6%。前回(2日)が世帯9.0%、個人5.5%、コア2.5%だったことからも、“目黒効果”が感じられる。

 一方で、11月9日に放送された『GOスト』の視聴率は、世帯7.9%、個人5.1%、コア4.6%。この日に限らず、コアは『GOスト』の独走状態にあるという。ちなみに、同日の『有働Times』の視聴率は世帯9.7%、個人5.7%、コア1.5%だった。

「『GOスト』はコア視聴率が抜群に高いですが、個人も、そして世帯も低くないですよね。それは、若者に人気のSixTONESの番組が、幅広い層に刺さっているということ。“ゲーム内容も面白い”と評価する声も多くあり、SixTONESは同番組を通して、ファン層を広げているとも言えそうです。

 同番組への信頼は厚いようで、10月12日放送回では、日テレの秋ドラマに出演する俳優陣を中心に、総勢12人のゲストが同番組に集結する、事実上の“秋ドラマ番宣特番”スタイルで放送されことも。

 そして今夏の『24時間テレビ』の際も、『GOスト』が重要なポジションを担っていましたよね」(前出の広告代理店関係者)

 8月31日の『24時間テレビ』終了直後、日テレでは『GOスト』の生放送SPを放送。内容は、『24時間テレビ』でチャリティーマラソンランナーを務めたSUPER EIGHT・横山裕(44)をもてなす、というものだった。以前は『行列』が『24時間テレビ』終了直後の生放送を担当していたが、“『行列』よりも楽しそうな雰囲気だから『24時間テレビ』の後番組にピッタリ”といった声もあり、視聴者からも好評だったが――、

「来年も8月に放送があるであろう『24時間テレビ』では、SixTONESの6人がメインになってきそうだと言われていますね。というのも、『GOスト』も担当しているディレクターが、来年の『24時間テレビ』の総合演出を務めるという話ですからね。そのため、SixTONESが主役級の扱いで登場すると見られていると。かつての“メインパーソナリティー”とは違うでしょうが、『24時間テレビ』の看板ポジションを担うのではないでしょうか」(前同)

『24時間テレビ』は、旧ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を受け、2003年のTOKIOから常態化していた旧ジャニーズありきの“メインパーソナリティー”枠を2024年から廃止し、他企画での起用も必要最小限に留めることになった。この影響もあり、24年、25年の『24時間テレビ』では、くりぃむしちゅー上田晋也(55)が総合司会を務めるスタイルを取っている。

「日テレとしては今後、SixTONESを局の顔にしたい思いがあり、始まった『GOスト』は絶好調。元日特番も予定されているといい、『24時間テレビ』でもSixTONESがメインで動くことになりそうですから、来年6人は、いよいよ“日テレの顔”としてのポジションを確固たるものにしていくのではないでしょうか」(前同)

 SixTONESは、11月14日の出場者発表でも名前はなく、今年の『NHK紅白歌合戦』への出場はなさそうだが、日テレからの期待はハンパないようだ――。