■③鉛筆と消しゴムの延命術

 短くなって持ちにくくなった鉛筆は、瞬間接着剤で新しい鉛筆とドッキングさせれば延命可能。

「削る時はナイフで手削りがおすすめです。鉛筆削りだと途中で折れてしまう可能性がありますからね」(丸山氏=以下同)

 古き良き補助軸よりも安く、身近なもので出来るので実用的だ。

 長年使っていくと硬くなってしまい、なかなか使い切れないのが消しゴムだ。

「紫外線を当てると劣化を早めますね。出来るだけ包装紙を外さないようにするのが長持ちのコツです」

 硬くなってしまった場合は、湿らせた布で包み、密閉袋に入れてしばらく置いておく。乾燥して硬くなったゴムに湿気が戻り、弾力が復活する。袋の中にぬるま湯を含ませたティッシュを一緒に入れるとより効果的だ。