妻夫木聡(44)主演の日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系/毎週よる9時~)の第6話が、11月16日に放送される。9日に放送された第5話は、平均世帯視聴率が11.0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、Snow Man目黒蓮(28)の登場効果で前回から大きく2.0ポイントアップした。

 同ドラマは、早見和真氏の同名小説(新潮社)が原作。ロイヤルヒューマンの競馬事業部専任秘書・栗須栄治(妻夫木)を主人公に、競馬に関わる人間たちの夢と情熱に溢れた20年間が描かれる。撮影はJRAが全面バックアップし、馬主、調教師、騎手なども協力して、実際の競馬場でも撮影が行なわれている。

 第5話では、社長・山王耕造(佐藤浩市/64)に隠し子が発覚。栗須から説明を求められた耕造は、相手の女性は元ホステスの中条美紀子(中嶋朋子/54)で、今は前橋の病院で療養中だと明かす。栗須は耕造に連れられて美紀子を見舞い、美紀子から大学生の息子・耕一(目黒)の存在を聞く。

 事情を知った栗須が代わりに美紀子の援助を買って出たことで、耕造と栗須の信頼関係はより強固に。そして、耕一もまた競走馬の世界に魅せられていた。一方、内心穏やかではない耕造の妻・京子(黒木瞳/65)は、美紀子の病室を訪れる。美紀子は、自分が勝手に産んだ、2度と関わらないと言うが……という展開。

 美紀子は亡くなり、葬儀で耕造が分厚い香典を渡すが、耕一は香典を突き返し、2人の関係は決裂した。X上では、《目黒蓮は笑顔の裏の悲しみとか静かなる怒りとか、とても丁寧に大事に表現している。そして彼の放つオーラも良い。過去とか運命とか、何か背負ってる役がよく似合う》など、目黒に対する称賛の声が多かった。