■ローラが現在の黒髪&小麦色の肌になったワケ

 ローラは2020年6月末、14年間所属していた事務所から独立したが、同事務所からの独立騒動が2017年発売の『週刊文春』(文藝春秋)に報じられている。

 同誌記事では、ローラが2010年から10年間にもわたる長期契約を結んでいたこと、事務所サイドの了解がないと契約解除ができす、満了を迎えても自動的に更新されること、そして契約終了後も2年間は芸能活動ができないことなどが契約書に書かれていると伝えられた(事務所サイドは記事の内容を否定)。

 そんな報道もあったローラだが、今回の『トークィーンズ』ではメンタル回復までの経緯を詳細に語った。

 まず、彼女は移住後も髪を染め続けていたが、その理由は「誰かになろう」としていたからだと解説。自分は黒髪が似合わないと思っていたこと、太陽が好きだったが、職業上、事務所から肌を焼かないように言われていたことも明かした。

 しかしアメリカでは、どんな体型、肌色の人も自信を持って歩いていたという。ローラはそれに影響され、「自分が持っているありのままの肌色、黒髪の自分がどんどん好きになっていって、今が一番心地いい」と、価値観が変化したそうだ。

 さらにローラは同番組で「辛いことがあっても、自分で選んだ道だと言い聞かす」と人生哲学を語るなど、かつてのイメージとは変わった姿を見せた。現在ローラは、日本文化を発信する活動をしているが、これもアメリカに行ったことで自分のルーツを愛する気持ちが強くなったからだという。

 また、茶道を学んだことで過去や未来ではなく、「今を生きる」という哲学を学んだことも説明。普段の生活でも、たとえば家事で皿洗いを後回しにしようとして「未来に宿題を作っている」「今やれば、後に宿題を作らなくていい」という“気づき”があったとした。

『トークィーンズ』でローラが語った“深イイ話”は多くの視聴者に響いたようだ。

《ローラちゃんの人生哲学聞いて感動した 自分も当てはまる事たくさんあって、“今を生きる”を大切にできるように頑張りたいなって思った》
《久々にテレビに出たローラ見て考え方に共感というか凄く言ってることがささったまず今を生きれてないのに気づいた未来の不安ばかりで先のことばかり考えて行動してたそして、意識を変えて自分を大事にしよう》
《やばいローラの話し聞いてたら分かりすぎて泣けてきた ローラ凄いな。本当に凄いと思う。心が壊れたら戻るのってそう簡単じゃないから...。それなのに凄いよ》

 など、感銘を受けたという声が多く寄せられている。

 現在では「茶道」「華道」「書道」など、日本の「道」の文化や、伝統的な稲作などを発信しているローラ。これからも、かつてとは大きく変わった姿を見せてくれそうだ。