■ダウンタウン、松本人志のTBSのコンテンツも『ダウンタウンプラス』で見られるようになるか

 松本の活動休止前、ダウンタウンに最も近いと言われたのがTBSだった。ダウンタウンの冠番組といえば今や『水曜日のダウンタウン』(TBS系)が筆頭とも言え、大人気。昨年も12月に放送されて大きな話題となり、主役のダイアン津田篤宏(49)の「長袖をください」が今年の流行語大賞候補にもなっている『名探偵津田』の放送が今年も期待されるところだが――、

「『水ダウ』の過去コンテンツの配信も期待されますが、現在放送中の同番組が難しくてもTBSにはダウンタウンがメインだった『リンカーン』(2005~13年)がありますし、松本さんのコントもある『キングオブコントの会』などの強いコンテンツがありますよね。それらが加わるだけでもかなりの強みになってくるのではないでしょうか。

 いろいろあったフジテレビの過去コンテンツの配信は今のところは難しいようですが、TBSとは交渉が続いているとも聞こえてきていますね」(前出の制作会社プロデューサー)

 そして、TBSのコンテンツ以上に『ダウンタウンプラス』の加入者増加を導くのは、やはり相方の浜田の参戦だろう。11月1日の同サービスの開始から2週間以上が経過したが、浜田のチャンネルにコンテンツはまだなく、“ダウンタウンの揃い踏み”も叶っていない。

「ダウンタウンの配信サービス『ダウンタウンプラス』ですから、いずれ浜田さんの登場は間違いない。ただ、今はまだそれが叶っていません。

 浜田さんの同サービス参戦は、諸々の条件がクリアになれば実現するようだとも言われていますね。浜田さんは『ガキ使』や『水ダウ』、ダウンタウンの番組以外にも単独でMCを務める人気番組を複数抱えていて、やはりその辺との“調整”もあるのではないでしょうか。

 ただ、来年には条件がクリアとなり、浜田さんも『ダウンタウンプラス』に参戦。浜田さんコンテンツも増えていき、そしてダウンタウンの揃い踏みが同チャンネルでも叶うのではないかと」(前同)

 今や、地上波ナンバーワン人気バラエティ番組とも言えそうな『水曜日のダウンタウン』を要するTBSのコンテンツ、そして相方・浜田の参戦が叶えば、『ダウンタウンプラス』はさらに大きな存在になるのだろう。