9月15日に配信リリースされた米津玄師の楽曲『IRIS OUT』について、飲食店などのBGMとして流れる際、一部の歌詞に「ピー音」が入っているとSNS上で話題になっている。

『IRIS OUT』は、映画『劇場版 チェンソーマン レゼ篇』の主題歌として書き下ろされた楽曲。同じく米津が書き下ろした同映画のエンディングテーマ『JANE DOE』との両A面シングルとして、9月24日にCDも発売されている。

「映画『チェンソーマン レゼ篇』が大ヒットしていることもあり、『IRIS OUT』は配信系のチャートで軒並み1位を獲得しています。ミュージックビデオは映画の本編映像で構成され、公開約2か月で9200万回以上再生されています」(音楽業界関係者)

 そんな『IRIS OUT』だが、歌詞の中に《ザラメが溶けてゲロになりそう》というフレーズが登場する。飲食店などのBGMで流れる際には、この「ゲロ」の部分が「ピー」という音でかき消されているというのだ。SNSでは、

ラーメン屋入ってIRIS OUT流れてるけど、ゲロのとこにちゃんとピー入ってる…》
《喫茶店でIRIS OUT流れてる。 ゲロの部分ピー入ってる》
《飲み屋で「IRIS OUT」流れたんやけど、マジでゲロ部分ピー音やったww》

 など、飲食店でピー音を確認したという報告が多数あがる。さらには、

《今日散髪屋でIRIS OUT流れてゲロんとこでピー音規制されててにやけそうになった》
《今服屋でIRIS OUT流れてたんだけど、 明らかに歌詞のゲロ部分がピー音になってて笑った》

 と、飲食店以外の店舗のBGMでもピー音が入っているとの投稿も散見される。前出のレコード会社関係者はこう話す。

「店がBGMを流す場合、USENが提供する音楽放送サービス、いわゆる“有線放送”が利用されることがほとんどです。今回の『IRIS OUT』の場合も、有線放送で流されるバージョンにピー音が入っているということではないかという推測をする人が圧倒的に多い」(前同)