■「ジャニー氏の闇ドキュメンタリー」に公共放送NHKも“だんまり”

 イギリス公共放送のBBCが現地時間3月7日、ジャニー氏の“罪”に焦点を当てたドキュメンタリー『J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル(原題:Predator:The Secret Scandal of J-Pop)』を放送。

 3月18日にはBBCワールドニュースでも放送されたが、その前日の17日、東京・丸の内にある日本外国特派員協会(FCCJ)の会見場では各国の記者向けに同番組の試写とともに、番組スタッフによる会見も行なわれた。

※画像は「BBCニュース広報局」の公式ツイッター『@BBCNewsPRJapan』より

■BBC関係者が日本メディアの「沈黙レベル」に大ショック……

 会見には番組リポーターのモビーン・アザー氏とディレクターのメグミ・インマン氏も参加。アザー氏は「メディアがこの問題を報じない、沈黙のレベルの大きさにショックを受けた」と、日本メディアの問題にも言及していたと、3月23日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では報じている。

 会見ではBBCと同じ公共放送のNHKについての話題も出たというが、NHKは会見には来なかったという。インマン氏はNHKの報道は素晴らしいとしたうえで「なぜこの問題を報じないのか不思議に思う」と疑問を呈した。

「BBCとNHKは同じ公共放送ですから、何かと比べられがち。最近もBBCが受信料制度の見直しを国から迫られているという報道があり、NHKにも批判の声が寄せられました。そしてジャニー氏の問題も“BBCは取り上げるのにNHKは……”といった具合に見られてしまっています。

 実際、NHKとジャニーズ事務所は昵懇で、現場レベルでは“取り扱うべき”という声もあるんでしょうが、局としてジャニー氏の闇を取り上げるわけにはいかないんでしょう……」(前出の夕刊紙デスク)