■「大河・五輪・紅白」……NHKとジャニーズの“ズブズブ関係”
生田をはじめ、ジャニーズ事務所に所属するタレントの多くがさまざまなNHKの番組に出演している。
嵐の松本潤(39)はNHK大河ドラマ『どうする家康』で主演を務めているほか、元V6の岡田准一(42)、なにわ男子の長尾謙杜(20)が出演。
嵐の5人は「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」に就任。コロナ禍で開催が1年延期となり、その間に嵐は活動を休止。それでもメンバーの櫻井翔(41)と相葉雅紀(40)がスペシャルナビゲーターを務め上げた。
大晦日の風物詩『NHK紅白歌合戦』にもジャニーズ所属のアーティストが欠かせない。2022年の『紅白』にはKinKi Kids、関ジャニ∞、King&Prince、SixTONES、Snow Man、なにわ男子と、6組のジャニーズグループが出演した。
「2021年に至っては史上最多となる7組が出演予定でしたからね(Snow Manはメンバーのコロナ感染のため出場見送り)。出場アーティストの3分の1がジャニーズというのはちょっと異常とも言えます。それぐらいNHKとジャニーズは関係が深く、悪く言えばズブズブということでしょう。
『週刊文春』とBBCの番組スタッフの指摘は、当然と言えば当然ですよね。公共放送ですから、そこの部分は切り離し、報道すべきことはしっかりと報道すべきだと考える人は多いのでしょうが、現実的にはそうもいかないんでしょうね……」(前同)
今後も日本の大手メディアは“ジャニー氏の闇”をスルーし続けるつもりなのだろうか――。