■“ジュリー派”の立ち位置がより濃厚なものに

『ザ少年俱楽部プレミアム』は、TOKIO国分太一(48)が初代MCとして2006年4月~2014年3月まで担当。

 その後、KAT-TUNNEWSKis-My-Ft2とバトンが引き継がれ、今回永瀬と高橋に出番が回ってきた。

「元SMAPのマネジャーであるI氏が手がけたキスマイ以外の歴代MCは、すべて藤島ジュリー景子社長がプッシュしている、いわゆる“ジュリー派”のグループ。ジャニーズの本流ですよね。非ジュリー派のキスマイについては、グループの先行きに怪しい部分がささやかれていて、今回の件もMC外しでは……なんて声もありますね」(前出のワイドショー関係者)

 ジャニーズ事務所では、2022年10月末をもって滝沢秀明氏(40)が退所したこともあり、今まで以上にジュリー社長やその娘で将来の社長候補だとされるAさんに気に入られるかどうかが肝になってきているという。

 そのため、I氏派だったキスマイの今後は“望み薄”とされているほか、特にその中でも北山宏光(37)の退所説がたびたび報じられたりと、今後が不安定な部分があるのだ。

「平野さんたちが退所を決意した理由の1つは、ジュリー社長と方針が合わず、海外での活動に挑戦できそうにない状態が続いたからだと言われていますよね。

 しかし、残留を選んだ永瀬さんと高橋さんは、今後も事務所から推されると考えられる。一部報道では、“お披露目とあいさつをかねた『2人キンプリ』のツアーが計画されている”とも報じられていますし、永瀬さんもそうしたことを示唆していますよね。

 そして今回、『少年俱楽部プレミアム』のMCに高橋さんと永瀬さんが選ばれたということは、直接的な言い方をすれば、今後2人が、ジュリーさんの下で働いていくことになる、ということなのかもしれませんね……」(前同)

 ジャニーズに残る覚悟を決めた永瀬と高橋。5月23日以降の新生キンプリは動きは――。