■今後の仕事から見えてくるキンプリの“派閥事情”
おめでたい“記念日”である一方、あらためて“キンプリはもうすぐこの2人だけになるんだよな”という現実を感じさせる話題でもあるだろう。
「複雑な心境のファンも多いかもしれませんね。そして、キンプリの5人体制は残すところ1か月半あまりですが、デュオに転身後の仕事の話も、少しずつ正式発表され始めています。その内容から、新生キンプリは、“ジャニーズの王道”を行くのではないか、と考えられますね」(前出のワイドショー関係者)
永瀬と高橋は、個人での仕事はどちらも4月クールドラマに出演が決まっており好調だ。
高橋はSixTONESの森本慎太郎(25)とW主演ドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)、永瀬は福山雅治(54)主演の『ラストマンー全盲の捜査官―』(TBS系)のレギュラーキャラクターをそれぞれ務める。
一方で、“グループ”での活動も2つ動きを見せている。
1つは、冠番組である『King&Princeる。(キンプる。)』(日本テレビ系)の今後について。
3月3日に開かれた 日本テレビの4月期改編説明会にて、「4月以降も継続する」「現状において番組終了する予定はない」と、正式に発表されている。
「年内終了説もささやかれてはいますが、とりあえず脱退と同時期の打ち切りは免れましたよね。
もっとも、3人脱退を直前まで何も聞かされていなかった番組制作現場の本音としては、4月の改編期に終わらせたかったとも聞こえてきています。しかし、ジャニーズ事務所との関係もあって延命したとか……。番組継続が決まり、現場スタッフは頭を抱えている、という話ですね」(前同)
そして、もう1つ発表された“グループでの仕事”――。
「今年4月21日から、永瀬さんと高橋さんが『ザ少年俱楽部プレミアム』(NHK BSプレミアム)のMCを担当することが発表されています。
もともと『ザ少年俱楽部』というジャニーズJr.をメインにした番組がありましたが、『ザ少年俱楽部プレミアム』は2006年からスタートした派生番組。フレッシュなJr.やデビュー間もない若手が出る本家と違い、中堅のジャニーズタレントが多く出演するのが特徴ですね。そして、これまでのMC陣から、“タレントの傾向”も見えてくるんですよね……」(同)