民放各局で10月からスタートした秋ドラマの明暗が分かれている。豪華キャスト、脚本など、前評判から視聴者の注目を集めたドラマは多いが、ストーリーが進むにつれ、視聴者離れが進んでいるドラマも……。そこで今回は20~40代の女性100人に、現時点で「期待外れだった秋ドラマ」を聞いてみた。(自社リサーチ)
第8位には、『小さい頃は、神様がいて』『新東京水上警察』(ともにフジテレビ系)、『すべての恋が終わるとしても』(テレビ朝日系)が同率ランクイン。
『小さい頃は、神様がいて』は、北村有起哉が主演、仲間由紀恵が妻役を演じている。2人が演じる「子どもが二十歳になったら離婚する」ことを決めている夫婦を中心に、繰り広げられる温かく切ないホームコメディ。
演技に定評のある俳優がそろっており、家族、同じマンションの住人達との触れ合いを重ねる中でそれぞれの抱える問題と向き合っていくという内容で、大きな事件は起こらないが、穏やかな空気感のドラマだ。
「もっとドキドキハラハラがほしい」(34歳/女性/パート・アルバイト)
「平和すぎる」(28歳/女性/パート・アルバイト)
『新東京水上警察』で、佐藤隆太は12年ぶりに連ドラ初主演。日本のテレビドラマ史上初の水上警察をテーマにしたドラマで、加藤シゲアキ、山本美月、中尾明慶ら実力派キャストが脇を固めている。山本は、船舶免許を持つ海技職員を演じており、役のために一級船舶免許を取得したことが話題になった。
「人間関係など設定が微妙」(28歳/女性/パート・アルバイト)
「騒がしい感じが見れいられない」(45歳/女性/自由業)
葵わかな、神尾楓珠が主演『すべての恋が終わるとしても』は、高校時代につきあい、別れた2人を中心に8人の男女の関係を描いた群像ラブストーリー。
近年は刑事ドラマ、ミステリー、社会派ドラマ、家族ものが多い傾向で、同ドラマは今期ほぼ唯一といっていいほどのストレートな恋愛ドラマとして注目を集めた。
「いまひとつ引き込まれない」(26歳/女性/パート・アルバイト)
「見ていてしんどい気持ちになった」(33歳/女性/主婦)
第7位は、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)。
夏帆、竹内涼真ダブル主演のドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は、谷口菜津子氏の同名ヒット漫画(ぶんか社)が原作で、恋人ファーストな彼女を演じているうちに自分を見失ってしまったヒロイン・山岸鮎美が、令和には珍しい、昭和的な亭主関白思考の海老原勝男のプロポーズを断ったことから始まる再生ロマンスコメディ。それぞれが別れた後に自分自身を見つめ直し、変わっていく様子が描かれている。
今回、「期待外れドラマ」にランクインした『じゃあ、あんたが作ってみろよ』だが、11月11日放送の第6話は、平均視聴率世帯8.1%と前週の第5話7.0%(すべてビデオリサーチ調べ 関東地区)から大きくアップし、番組最高を更新している。
「出てくるキャラクターが濃すぎて、見ていて少し胸焼けがするような感じ」(33歳/女性)
「こんな簡単に反省するならそもそも別れない」(25歳/女性/会社員)
「キャストとドラマの内容が合っていないので、不自然さを感じる」(43歳/女性/主婦)