6月に解散したTOKIOの元メンバー・国分太一(51)が11月26日、代理人の菰田優弁護士とともに東京地方裁判所内の司法記者クラブで会見を行なった。国分が公の場に姿を現すのは6月20日に日本テレビが、国分に過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったとして、『ザ!鉄腕!DASH!!』の降板を発表して以来、初となった。
「国分さんは会場に、メガネ、黒いスーツに黒いネクタイという姿で登場し、7秒ほど頭を下げて会見に臨みましたが、顔は以前よりもほっそりとした印象でしたし、表情もやつれたように見えましたね。
国分さんからは、TOKIOメンバーだった城島茂さん(55)や松岡昌宏さん(48)の名前も出ましたが……ここにきてあらためて松岡さんに注目する声も出てきていますね」(女性誌編集者)
国分の代理人の菰田弁護士は会見で、日本テレビに直接謝罪ができないという現状を説明。国分は「本日、私、国分太一にこのような機会を設けることをお許しいただき、心より感謝申し上げます」と話し、「まず最初に自ら取った行動により傷つけてしまった当事者の方に遅くなりましたが、また直接ではなくこのような形になり大変恐縮ではありますが、心からお詫びの気持ちをお伝えさせてください。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
国分はさらに、長年出演してきた『鉄腕DASH』の関係者への謝罪をし、スポンサー企業、他のテレビ局、メディア関係者へのお詫びも続けた。
そして、「30年続いた『鉄腕DASH』からの突然の降板、自身の活動休止、TOKIOの解散……」とグループとメンバーに言及すると涙を流し、「苦楽をともにした3人で作ってきた会社の廃業、TOKIO-BAの閉園。数日間の間ですべてを失いました」と語った。
メンバーの城島と松岡については「2人からは“解散したけれどもメンバーはメンバー。ともに歩んでいこう”と言われました。誇りに思います」と話し、現在も連絡を取っていると明かした。会見についても2人には事前に伝えていたとし、「メンバーからは“今の思いを伝えてきてください”と温かい言葉をいただきました。そして今後のこと、これまでのことを話し合っています。本当に感謝しかありません」と述べた。
「TOKIOは解散しましたが、今でも城島さんと松岡さんは国分さんのことをサポートしていることが明らかになりましたよね。会見で国分さんは、自身の引退について“よぎりました”と明かした一方、関係者や仲間やメンバー、たくさんの方から“それだけではないアイデアをいただきましたので、今は活動休止という形を取らせていただきます”とも説明。
それを聞くと、“それだけではないアイデア”をくれたのは、やはり城島さんや松岡さんなのでは……とも思ってしまいますよね」(前同)