■TOKIO解散2日後の“神対応”には拍手も湧いた

 国分の会見を受け、

《国分太一さん 城島茂さん 松岡昌宏さんのお2人にお会いしてるんですね》
《城島リーダーや松岡さんと今でも交流があるんだってところで思わずウルッと来ちゃったぞ⋯》
《リーダーも松岡も男気ありそうだから国分くんのこと支えてんだろうな》
《国分太一の会見は、松岡退所のタイミングも絶対関係してるんだろうなと思うと、松岡くんとの絆をとても感じる。一緒に活動するなら応援するしかない!》
《まぁ何が問題だったのかは定かではないにしろ本人の口から謝罪も聞けたし何よりTOKIOの絆を感じて良いグループだったなと感じている》

 といった声がXには寄せられている。

「11月末をもって松岡さんがSTARTO ENTERTAINMENTを“退所”し、個人事務所を設立して完全独立すると11月20日発売の『女性セブン』(小学館)が報じましたからね。

 松岡さんは廃業が決まっている『株式会社TOKIO』と同じ東京・港区のオフィスビルに個人事務所を設立。代表取締役は松岡さん本人で、資本金は1000万円だといいますが、会社を設立したのは、いずれ国分さんが活動を再開する際の受け皿にもなると考えたからだとも記事では伝えられました」(ワイドショー関係者)

 国分のコンプライアンス違反が取り沙汰された直後の松岡の“神対応”に絶賛が寄せられたことも記憶に新しい。

 6月20日、国分について過去にコンプライアンス上の問題行為があったと日本テレビが公表し、同25日にはTOKIOの解散と「株式会社TOKIO」の廃業が発表された。その2日後の同27日、松岡は愛知・東海市芸術劇場で報道陣の取材に対応した。

 主演舞台『家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂』の初日を前にしたリハーサル後、劇場外で待ち構えていた報道陣に対し、《このたびは国分太一のことでご迷惑をおかけしております》と謝罪。

《現段階で日本テレビさんの会見を見て、城島と自分がこれ以上、TOKIOを名乗るわけにはいかないなという判断》と説明し、《「またかTOKIOか」っていうのが恐らく一般のみなさまのリアクションなのかな。もうそこはさすがに限界だなと》と語った。

 国分とは連絡を取っているとも話し、本人からは《「申し訳ない、申し訳ない」だけですね》とし《猛省に猛省を重ねて、奈落の底にいる状態》と明かした。

「松岡さんは質問がなくなるまで約20分にわたって丁寧に対応。国分さんの不祥事が発覚した直後、TOKIOの解散が決まった直後という大変なタイミングでしたし、主演舞台を翌日に控えるなか立ちっ放しで20分間ですからね。その場にいた一般の通行人、報道陣からも自然と拍手が湧いたほどでした。

 11月27日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、国分さんのコンプラ違反は女性スタッフ2人へのわいせつ事案だったとも報じられていますが、同誌には松岡さんへの一問一答も掲載されていて、ここでも松岡さんが真摯に対応したことがうかがえるんです。

 メンバーの不祥事で前面に出てくるのはいつも松岡さんですし、態度も考えも一貫しているので、トラブルが起きるたびに松岡さんの株は上がっていますよね……」(前同)

 10月5日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演した松岡は《TOKIOという名前を背負っていくのはもう辛いなと。3人で会社立ち上げたときに、誰か1人欠けたらこの屋号は外そうと思っていたので早かったです》とも明かしていた。

「TOKIOの解散は松岡さんが切り出して、城島さんが承諾して決まったといいますね。松岡さんは責任感が強く、けじめをしっかりとつける意味でも早々に“解散する”という結論に至ったのではないでしょうか。

 松岡さんは今後も国分さんのことをサポートしていくつもりだと見られますが、国分さん自身が会見で語ったように、何が日テレのコンプラに触れたのかも明らかになっていませんし、日テレとの話し合いも拒絶されていて、他の局や関係各所にも説明することができていない状況です。

 現状は復帰のスタートラインにも立てていないということですよね。今回の会見で復帰への道が拓けたわけでは決してなく、そして、文春の報道通りならば国分さんがしたことは酷い。今後も、国分さんの厳しい状況は続くと見られます。そんななかにあって松岡さんがSTARTO社を離れ、独立するという報道が出たと。

 完全独立のようで、独立後は古巣に迷惑がかかるようなことにもならないでしょうし、自由度はかなり上がるはずですから、松岡さん、そして国分さんの将来の活動の“受け皿”にもなり得そうな新会社の存在は、国分さんにとってさらに大きなものになっていくのではないでしょうか」(同)

 Xにも《一番やんちゃイメージの松岡君が一番まともで一番誠実な人》といったコメントも寄せられているが――まだ全く先が見えない国分を、松岡はフォローしていくのだろう。