妻夫木聡(44)主演の日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系/毎週よる9時~)の第8話が、11月30日に放送される。23日に放送された第7話は、平均世帯視聴率が前回から0.1ポイント微増の10.5%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)。日曜劇場としては物足りない数字になっている。

 同ドラマは、早見和真氏の同名小説(新潮社)が原作。ロイヤルヒューマンの競馬事業部専任秘書・栗須栄治(妻夫木)を主人公に、競馬に関わる人間たちの夢と情熱に溢れた20年間が描かれる。撮影はJRAが全面バックアップ。馬主、調教師、騎手なども協力して、実際の競馬場でも撮影が行なわれている。

 第7話では、社長・山王耕造(佐藤浩市/64)と中条耕一(目黒蓮/28)が対面するが、すぐに口論になってしまい、耕一は言いたいことは言えずじまい。栗須がなんとか再び対面の機会を作ると、耕造は所有馬を相続してほしいと頼む。だが、耕一は断ると、栗須に「僕が興味あるのはホープの子どもだけ」だと明かした。

 耕一は、血統を調べた結果、ホープとハピネスの子どもなら相続したいという。しかし、相続の対象は競走馬に登録した馬だけで、今から種付けしても相続まで3年は待つことになる。そこで耕一は、「あと3年、絶対生きてください」と耕造に頼む。2020年、仔馬が誕生し、耕造が「ロイヤルファミリー」と名付け……という展開。