■“忖度”に加え大変な“許可取り”問題も!?
しかも今回の場合は、『夜空ノムコウ』や『青春アミーゴ』のVTRが流れている最中のワイプにもA.B.C-ZやKing&Princeといった現役ジャニーズも当然のように映っており、
《SMAPの映像流れたし、ワイプもジャニーズの人ばっかり映ってるし!!!マジ嬉しい!!》
《SMAP5人が歌ってる映像が流れて、しかもその時のワイプにはジャニーズの面々が写ってて、どうした?TBS!忖度辞めたのかって驚いてたら、修二と彰として歌ってるやまぴーが写ったのよ!!これが今回だけじゃなくこれからも普通に流してね!》
《嘘でしょ!???SMAPの夜空ノムコウ過去映像流れてるじゃん!!!!!しかもワイプにキンプリとえびがいる状況で》
と、SNSをざわつかせたのだ。
「辞めジャニの映像が使われにくいのは、テレビ局サイドの“忖度”もあるでしょうが、SMAPの場合は権利事情の面倒さも要因と言われていますね。
SMAPは肖像権や音楽関係の権利をジャニーズ事務所の関連会社『ジェイ・ドリーム』が所持しているんですが、元SMAPチーフマネージャーのI氏がジャニーズ事務所を去って代表を辞任した後も、I氏や元SMAPのメンバーたちが株式の多くを保有したままとされています。
その結果、SMAP解散後も会社が宙ぶらりんの状態で、テレビ局がいちいち使用許可を取るのが大変という状態にあるといいます。だからこそ、逆に本当にテレビ局がどうしても使いたい、重要な音楽特番の際は、SMAPの映像を使うということは過去にもありました」(ワイドショー関係者)
たとえば、2021年に放送した『音楽の日』(TBS系)。同番組は東日本大震災からちょうど10年の節目だったこともあり、被災地に思いを寄せる特別プログラムを放送。
2011年、同番組で被災者たちにエールを送るためにSMAPが『オリジナルスマイル』を披露た際の映像をそのまま流したのだ。